…頭が真っ白になった。
姉さんが…倒れた…?
もしかして…感覚が麻痺してベッドから落ちた…?
いや、姉さんはまだギリギリ歩けるはず…
だったら…本当に…
先生
幼い頃のkr
…実感が湧かなかった。
悲しみとかいう、そういう次元じゃない。
すぅっと、全てが無になった感覚がした。
車
幼い頃のkr
krの母
幼い頃のkr
krの母
krの母
幼い頃のkr
…無事だといいな。
この時は、まだそのくらいにしか思ってなかった。
なんというか、上手く感情が出てこなかったから。
幼い頃のkr
…ひたすら、待っていた。
案内された個室で。
何時間経ったっていい。
それで姉さんが、助かるのなら…
……そして、数十分後。
お医者さんが個室に入ってきた。
krの母
mob
mob
お亡くなりになられました
幼い頃のkr
う…嘘だ…
姉さんが亡くなるなんて…
こんな若いのに…ありえないよね…?w
……
krの母
お母さんの声は震えていた。
krの母
mob
krの母
krの母
幼い頃のkr
幼い頃のkr
krの母
mob
そうしてお母さんとお医者さんはこの部屋から出ていった。
……本当は、会いたかった。
でも…
"姉さんを言霊という呪いで殺した俺"が…
幼い頃のkr
天国まで、俺の呪いを持っていかせる訳にはいかない…
だから…会いに行かなかった。
…
……
なんであんなことを思ってしまったのだろう
なんで俺は姉さんのせいにしたのだろう
幼い頃のkr
俺は…馬鹿だ…
誰よりも…
幼い頃のkr
涙が溢れた。
幼い頃のkr
幼い頃のkr
"呪い殺した"
幼い頃のkr
…ひたすらに、悔やんだ。
嘆いて、嘆いて。
声が掠れて出なくなるまで泣き喚いた。
……言葉は、呪いだ。
刃物だ。
凶器と変わらない、またはそれ以上の力を持つ。
俺はそれを身に染みて実感した____
コメント
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誤 : 第4話 正 : 第5話 訂正失礼しました🙇♀️