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軍医でp神が出てきます

ではどうぞ

いってらっしゃい

p神

どう言う感じ?!

gr

後頭部を殴られた様だ!

gr

出血もある

ut

止血はしていますが
まだ完全に止まったとは言い切れなくて…

Z m

お願いや!助けてくれ!

p神

まだ脈も息もある!

p神

…すっごい弱いけど

p神

絶対助ける…!

Z m

今俺の頭の中は真っ白やった

emさんが死んでまう

恐れていたことが形になりかけている

t n

大丈夫か?

Z m

大丈夫なわけあらへんやろ

t n

まさか emさんがβやなかったなんてな

Z m

…それ今言う事か?

確かに聞いた時はびっくりした

国王が死ぬ前

俺に◯国もemさんも 全てを託した

emさんがβじゃなく σという新種である事

emさんを俺に託す事

◯国と⭐︎国の合併の事

全部少しずつしか聞けなかったけど

これから emさんにたくさん聞いて たくさん幸せにしようと 思っとったんに

悔しくて悔しくて

でも何も出来なくて

ギリッと唇を噛む

t n

多分今 emさんも戦ってるよ

t n

俺たちは信じて待つしかないんや

Z m

おう…

Z m

これ以上…大切な人がいなくなるのは嫌や…グスッ

t n

…!

t n

大丈夫やから、な?

Z m

emさん…ッ

em

君がzmさんの事好きになった理由

em

教えてあげる

Em

うん…

幼い私は床に腰掛けて語り出した

もしかしたらこれは走馬灯なのかもしれない

不思議と負の感情は感じない

かと言って明るいものがある訳でもないが

em

きみね?

em

実はzmさんと番ってたの

Em

ん…んっ!?

Em

番ってた!?

Em

どういう事?!

em

だから文字通り番ってた

em

12才ぐらいから半年くらい記憶ないでしょ

Em

確かに…

em

君たちが12才になった時

em

σの研究と称してσの人に発情剤を打つ実験が行われた

em

無機質なベッドに拘束されてね

em

βには効かない発情剤とか逆にβ専用の発情剤とかもう毎日

em

プスプス腕に針刺されて

em

とっても痛かった

Em

ヒッ…!

そんなひどい事されてたなんて

そんな覚えてないもんなの?!

em

まぁこの国は
医療大国だからねぇ

em

上の奴らは仕方ないって言ったら仕方ないで言いくるめたんだけど

em

でも父上の許可なかったからねぇ

Em

ないのにそんなことされてたの!?

em

うんそだよ?

em

それでその日も
発情剤打たれまくって

em

誰でもいいから助けて!って思ってた所に

em

zmさんが紛れ込んできた

em

最初は怯えてたよ

em

12才だもん
仲のいい子…大好きな子がベッドに拘束されてぶっといチューブが体に巻き付いてたら

em

でもね、これでもかってぐらい発情してたから流石に当てられちゃって

em

そのまま

em

それから半年くらいはΩとして生きてたんだよ、僕は

em

でもp神さんのおかげでβだった頃のいつもの僕に戻れた

em

でも度重なる発情で神経がショートしてたんだろうね

em

Ωの時の記憶は引き継がれなかったんだよ

em

でも本能ではまだzmさんを欲してる

em

だからzmさんの近くにいたい

em

好きでいたいって
βが思っちゃってるってこと

em

ちょっと長くなったね

em

質問は?

質問って…

たくさんありすぎるわ

Em

その…Ωとして生きてた僕はどんな感じだったの?

em

もうzmさんにどっぷり

em

色んなとこでやってた

Em

///

Em

それはzmさんは覚えてるの?

em

覚えてないと思う

em

さっきの反応も含めて

Em

というかここはどういう場所なの?

Em

もう私は死んだの?

em

まだ死んでない

em

ここでは生死の選択が出来る

em

どうしたい?

Em

そりゃzmさんといたいけど…

Em

zmさんには伴侶が必要だし…

em

はぁ…

em

まだ分かんないの?

em

君はもうzmさんと
居られる体になってるんだってば!

em

後!

em

好きなんでしょ?
zmさん!

em

今の顔見て!

虚空に写し出されたのはぐしゃぐしゃに泣きじゃくったzmさん

em

こんな顔させたままでいいの?

Em

良い訳ない!

Em

…笑顔にさせたい

Em

僕も沢山笑顔にさせてもらったから

Em

僕、戻るよ

em

よく言った

em

これで僕も成仏できるよ

そう言って幼い私は消えていった

もしかしたら彼が言っていたΩの時の私だったのかも知れない

後ろから白い光の筋が伸びてくる

よくよく考えたらまあまあ支離滅裂な話ばっかだったな

でもそんなのどうでも良い

待っててねzmさん

私は光に向かって歩き出した

第六章 完

Let's change our destiny

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