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黄青 青黄

stxxx

nmmn

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その日 僕は上手く寝れなくて

朝起きたら 普段家を出る時間の10分前

っは、ぇ.. はぁぁああっ?!?

ちょっ..!!!なんで起こしてくれなかったの!?!?

僕は大慌てで顔を洗い 着替え

バナナを咥えながら 急いで走った。

少女漫画のような展開だが 実際に走っているのは

バナナを咥え険しい顔をしている 大して可愛くもない男。っていうね

これでイケメンにぶつかっても 誰も嬉しくねえよ

っはぁ..!せ、せーふっ!

勢いよく教室の扉を開け

イカつい顔をした野郎共が 僕のことを見上げる

そして僕の顔を見るなり 笑い始める

はっ?!、なんだよっ!

全く失礼な奴らだな なんて思いながら僕は声を上げる

すると赤くんが笑いを堪えながら 僕に近付き、頭を指してきた

青ちゃん、バナナの皮頭についてるよ?w

っへ??

頭に手を当てると確かに感じる バナナの皮

..走ってる途中 どこかに落としたのかと思っていた

僕は全身の力が抜けていくように 羞恥心でいっぱいなり

笑いに包まれたまま 席に座り、頬ずえを着いた。

すると後ろから 頭をちょんっとつつかれる

正体は桃色の元ヤン野郎

おい.. 何すんだよ

僕が不機嫌オーラ満載で やめろと訴えるように話しかけると

「こわいこわーい笑」 なんてまた茶化してくる桃くん

僕が無視しようとすると ごめんって〜とヘラヘラしながら謝る

そして今度は真剣な雰囲気で 話しかけてきた

..お前さ、昨日なんかあったろ?

なんでこいつは ここまで勘が鋭いのだろうか

僕はそう疑問に思いつつも

桃くんレベルになると 誤魔化しが効かなくて面倒臭いので

素直に 昨日のことを話した。

...って感じで、

僕が話し終えて 少しすっきりしていると

桃くんはにやけながら こちらを見つめている。

なに、気持ち悪いんだけど..

僕がそう言うと

いやだってさあ〜.. お前、もう恋してんじゃん..??笑

にやにやしながら とんでもないことを言い出した

な..!っだから、違うっ..

お前は自分の気持ちに鈍感過ぎ

黄のこと考えて夜も眠れないんだろ?乙女かよ、笑笑

そう言うと 僕の頭をわしゃわしゃと撫でる

僕はその手を払う

違うから。僕はただあいつが気になるだけ、っ!

それに急に出てきて脅かしちゃってたかも、しれないし..

僕はその後の言葉を躊躇った

が、桃くんは気にせず

しれないし..?

..今日、謝りに行こうって思ってて

あと、黄くんとちゃんと話したいなって。思ったって言うか..

僕が柄にもなく おどおど目を逸らして話すと

桃くんは満足したように 僕の頭を再度撫で

優しい笑顔で僕に言った。

お前なら大丈夫だよ

..なにそれキャラ変?きも

せっかく背中押してやったのに雰囲気壊すなよ、っ!!

反射的にそう言ってしまったけれど 凄く安心したのは内緒。

学校が終わると

僕はこれまでに無いくらい 急いで、彼の家まで向かった

その日は プリントを持って行かなかった。

彼の家の前まで着くと インターフォンを押す

彼の母が慌ただしく出てきて 挨拶をする。

今日はプリントはないんです。 と説明すると

彼の母は全てを理解したように 僕を家に入れてくれた。

桃くんと同じ優しい表情で 僕を案内すると

彼の母は「少し出掛けてくるね」 と僕に家を預けた。

初めて彼を訪ねた時と 比べられない程の緊張感と汗

口を開こうとする度 胸の鼓動がどんどん早くなっていく

..っ、

僕は覚悟を決めて 扉を優しいノックした。

やっほ〜、!青だよー

あの、昨日はごめんね。お風呂借りてて、びっくりしたよね

僕はなるべく平常心を装って いつも通り話しかける

その方が彼も安心すると思ったから

あてか聞いてよ!今日朝みんなに笑われちゃってさ〜!w

バナナの皮頭に乗っけて登校しちゃったんだけどー!w

いつもなら絶対笑い所なのに しーんと静まりきった部屋

とても話を続けられる 空気ではなかった

だけど話を中断したら それはそれで気まずい空気になる

..あ、

僕は思いついた

桃くんや赤くん、 他の人にも驚かれる僕の特技

あのね..!黄くん、僕.. 凄い特技あるの忘れてた!

僕歌うと声変わるってよく言われんの、ちょっと聞いててよ

そう。僕の特技は歌

特別上手いって訳じゃないけど 凄い特徴がある

というのも僕は歌うと

普段のがさがさ声とはかけ離れた 爽やか〜な声になる。

言っておくがこれは自惚れじゃない みんなに言われ気付いたことだ。

僕はすぅぅ、と深呼吸をし

僕のいちばん大好きな曲を 歌いあげた。

っはぁ.. 疲れたぁ、

どう.. だったかな?、やっぱそんな変わんなかった?笑

そんなこと 聞いてもきっと反応はない

そう思って 次の話題に切り替えようとした時

..綺麗

待ち望んでいた 彼の声が僕の耳に触れた。

続きます

二月末に期末あって勉強するので 来週から連載更新止まる..🥲

期末終わったら更新再開する!

馬鹿な僕と弱っちいお前

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コメント

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ユーザー
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わー!!一気見させていただきました!👀最高です!!🏃🎀

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