S
きっと、なんてことない
冗談好きの君のことだ
どうせ嘘なんでしょう?
M
S
M
M
S
S
M
S
君があんまりにも軽く言うから
M
S
私も軽く返してしまったよ
M
毎日続いてたメッセージがピタリとやんだ
それでも自分からはメッセージを送らなかった
元気になった君に
退院おめでと!って送るつもりだったから
そんな期待を打ち砕いたのは一つのメッセージ
M
何も信じたくなかった
だって最期のメッセージは確かに元気だった
なのにどうして…
K
M
M
K
M
K
K
病気で休学してるってことすら隠してたんだよ
私はそのメッセージを見た瞬間膝から崩れ落ちた
M
強がりな君が助けを求めた相手は私だった
気付いてあげられていたら、何か変わってたのかな
最期のメッセージをあんなふざけた内容にしてしまった
悔やんでも悔みきれない
拝啓、親友へ
君とは小学校からの付き合いだね
高校が離れて皆と疎遠になっていく中
君だけは飽きずに私とつるんでくれた
本当に、君のことが大切で
大好きだった
生きているうちに言えたら良かったね
M
いつか既読がつく事を願っているよ
コメント
3件
実話です 前を向く決意のために作品にしました