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氷織
えっと…？今
僕どういう状況なん？
僕死ぬん？？
僕どういう状況なん？
僕死ぬん？？
死神
死……ぬっていうか…
残り命が少ない…君は
100日後死んでしまう。
残り命が少ない…君は
100日後死んでしまう。
死神
だから…ボクが助けに
きたの…!!
きたの…!!
氷織
助け…？ん…？
僕死ぬんに…死神の
君が…僕を助けに
来てくれたん？それって
死神の使命果たせとらん
くない？
僕死ぬんに…死神の
君が…僕を助けに
来てくれたん？それって
死神の使命果たせとらん
くない？
死神
確かに…君の言う
通り…だよ…ボクは
死神の使命なんて…
果たせなくて…結局…
生きたままにしちゃって…
通り…だよ…ボクは
死神の使命なんて…
果たせなくて…結局…
生きたままにしちゃって…
死神
落ちこぼれだよ…
氷織
えっと…そんな
落ち込まんといて…？
少し僕も言い過ぎたから…
堪忍な…？
落ち込まんといて…？
少し僕も言い過ぎたから…
堪忍な…？
死神
ううん…君は事実を
僕に言っただけ…
それ以下でも以上でも
ない…でも…！
怖いんだ…!!ボクは死神って
分かってる…!!人の命奪う
ことも使命だって…全部…
全部…分かってるんだ……
僕に言っただけ…
それ以下でも以上でも
ない…でも…！
怖いんだ…!!ボクは死神って
分かってる…!!人の命奪う
ことも使命だって…全部…
全部…分かってるんだ……
氷織
死神さん、僕の名前は
氷織羊言います、
よろしゅう。
氷織羊言います、
よろしゅう。
死神
え…？
氷織
まだ100日もあるやん、
殺るか殺らないかは
ゆっくり決めたらええやん
焦ることないと思うねん。
殺るか殺らないかは
ゆっくり決めたらええやん
焦ることないと思うねん。
死神
ん……ボクの名前は
暁山瑞希、名称死神
氷織くんボクとこの
100日後に死ぬか死な
ないか…と言う契約
結んでくれますか？
暁山瑞希、名称死神
氷織くんボクとこの
100日後に死ぬか死な
ないか…と言う契約
結んでくれますか？
氷織
ええよ、死神さん。
死神
氷織くん、よろしくね。
氷織
よろしゅう！
氷織
ゆ、ゆ、夢みたいやわぁ…!!
僕今空飛んでるん！？
僕今空飛んでるん！？
死神
まぁ、ボクの死神の
鎌に乗ってだけど…
そうだよ！
鎌に乗ってだけど…
そうだよ！
氷織
ゲームの世界
そのものやん！！
僕も空飛べる日が
来るなんて思って
なかったわ！
そのものやん！！
僕も空飛べる日が
来るなんて思って
なかったわ！
死神
ははは…誰もそんなの
思わないよ…
思わないよ…
死神
えっと…？？あれ…？
ヤバ…鎌が言うこと
聞かな＿
ヤバ…鎌が言うこと
聞かな＿
氷織
え…？
ﾋﾞｭｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰﾝ!!!
死神
うわあああああああ…！？
氷織
わぁぁぁぁぁぁぁ！？
氷織
…っとと…
あっぶないなぁ…
あっぶないなぁ…
死神
ご、ごめんねぇ…
氷織
ううん、ええんよ。
また空中散歩
連れてってな！
また空中散歩
連れてってな！
死神
は…はは…懲りないねぇ…
死神
鎌の扱い方まだ少し
苦戦してて…
苦戦してて…
氷織
そうなん？まぁ、
難しそうやもんなぁ…
重そうやし…
難しそうやもんなぁ…
重そうやし…
死神
ねぇ…ボクは氷織くんを
殺しにきた存在で…
氷織くんはそんなボクを
受け入れていいの…？
殺しにきた存在で…
氷織くんはそんなボクを
受け入れていいの…？
氷織
受け入れるも何も…
死んじゃうなら
しゃーないやろ？なら
自分の運命として
受け入れなあかんやん？
死んじゃうなら
しゃーないやろ？なら
自分の運命として
受け入れなあかんやん？
氷織
それに、こんな小さな
死神さんと出会える
なんていい人生やね
たまには悪ないかもな〜
死神さんと出会える
なんていい人生やね
たまには悪ないかもな〜
死神
たまにはって……
死神
そんな…ボクはまだ…
未熟者で……何も
出来ない…中途半端な
存在なのに…
未熟者で……何も
出来ない…中途半端な
存在なのに…
氷織
それでも僕が死神さんを
受け入れる…それで
ええやろ？
受け入れる…それで
ええやろ？
死神
ありがとう…氷織くん…
氷織
それに死神って…
ゲームのキャラに会えてる
みたいで嬉しいわ！
ゲームのキャラに会えてる
みたいで嬉しいわ！
死神
ゲームのキャラ
なんて……
なんて……
死神
でもね、氷織くん。ボク…
氷織くんに死んでほしくない
から……死なないでね？
氷織くんに死んでほしくない
から……死なないでね？
氷織
うーん、いつまで
生きてるやろか…
生きてるやろか…
氷織
死神さん！こっちやで〜
死神
わっ…
氷織
蹴ってみ？
死神
えっと…こう…？
バンｯ
氷織
上手やね！
やったことあるん？
やったことあるん？
死神
初めて…
氷織
初めてでそれなら、
結構上出来やんな〜
結構上出来やんな〜
氷織
全然いけるで！
死神
そう…かなぁ…？
氷織
死神さんはなんで
そんなに自信ないん？
まぁ、それ言うたら僕も
自信すごくあるって
感じでは無いねんけど…
そんなに自信ないん？
まぁ、それ言うたら僕も
自信すごくあるって
感じでは無いねんけど…
死神
ボクは弱い死神で…
人間にも情けを
かけるような…死神
だから……
人間にも情けを
かけるような…死神
だから……
氷織
そんな情を持つ死神でも
ええんやない？
死神だから人に情け
をかけたらダメなんて…
誰かが言ったん？それなら
そうかもしれへんけど…
ええんやない？
死神だから人に情け
をかけたらダメなんて…
誰かが言ったん？それなら
そうかもしれへんけど…
死神
いや、まぁ誰も
言ってないけど……
言ってないけど……
氷織
だったらええやん？
僕はそんな死神さん
のこと好きやけど？
僕はそんな死神さん
のこと好きやけど？
死神
氷織くん……
ガバｯ！
氷織
わｯ…！？
ぎゅっ！
氷織
…？…？死神さ＿
死神
氷織くんが言ってくれた
ような死神目指す…!!
ありがとう！氷織くん！
ような死神目指す…!!
ありがとう！氷織くん！
氷織
死神さん…
くすぐったいて…！
くすぐったいて…！
死神
氷織くん、好きだよ！
大好き！！
大好き！！
氷織
ふふｯ、僕もやでぇ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
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