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コメント
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ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
やばい…
あの二人(＝さとみ、ころん)の変な気遣いによって……
二人きりにされたーっ
ななもり
ジェル
うれしいよ？うれしいんだけどさ。
さっきのころちゃんとさとみくんの言葉聞いちゃってからもうずっと目あわせられないよぉ
……今思ったらなーくんに気づかれてるかもしれないんよなぁ……
……ていうか俺
……俺
いつ彼を好きになったんだろう……(二人)
ジェル
ななもり
ななもり
ジェル
ジェル
ななもり
ななもり
中学一年の時、同じクラスになって以来俺たちはすぐに親友となり、あっという間に楽しい時が流れていった。
気が付いたら中学三年生。もう受験生だ。
彼のことは本当に今までで一番の親友って思ってた。
この日までは。
ジェル
ななもり
……バレた？
正直朝からすごく頭がだるかった。
最近受験勉強ばっかしてたからなぁ…
塾に勧められた高校はそこまで行きたくない。
でも周りからは頑張ってしかいわれなくて断れないのだ。
……なーくん大丈夫かな……
ジェル
ななもり
そう、俺が受験するのは日本で一番賢いといわれる学校。
偏差値91の高校。ちなみに彼はそこそこ有名で名門の苺丘学園らしい。
……俺もそこ行きたかったんだけどね。
ジェル
……彼には本当に何でも見破られるなぁ。
ななもり
ほんとは行きたくない。
俺は頭がいいって言われるのはたくさん努力をしているはからだ。
高校で追いつけないかもしれないという不安もある。
なにより親友の彼と同じ高校に行きたい…。
絶対嘘だ。
俺知ってるねんで。なーくんが空いてる時間ずっと勉強してるの。
体調が悪くなってきてるのも。
……そう思いたいだけかなｗ
俺、なーくんと離れたくない……
だって彼のことが好きだから。
……一番の理由はそれなんやろうな…ｗ
ジェル
ジェル
ジェル
ななもり
俺たちは最近そんな会話ばっかりしていた。
チャイムが鳴り、そろそろ席に戻らなくてはと後ろを振り返った。
ななもり
ななもり
振り返った反動か、気が付いたら俺の頭に地面が迫ってきてた
ジェル
ジェル
……なーくんが……
ななもり
ななもり
ジェル
起きるとそこは保健室だった。
ジェル
ななもり
そうだった……俺倒れたんだ……
ななもり
ななもり
ななもり
ななもり
俺はなんだかジェル君と二人なのが気まずくて、早くこの場から逃げ出したかった……のに。
ジェル
ジェル
ジェル
ななもり
……無理しないでや……お願いやから…
彼が3年間の中で見たことのない目で俺のことを見つめてくる。
ジェル
ジェル
ジェル
いきなりきつめの言葉で言われた。
ななもり
俺もジェル君と離れたくない……
ななもり
気が付いたらそんなことを言ってしまっていた。
ジェル
ななもり
ななもり
ななもり
ななもり
ななもり
ななもり
夜中３時まで勉強して6時に起きてまた勉強。朝起きて学校いって
帰って5時から塾行って、10時に帰ってきて12時からまた勉強。
約一年、遊びもせずそんな生活をしていた。
ななもり
ジェル
やっぱりなーくん我慢してたんや……
俺どうしたらええんや……
なーくんのこと好きやから無理してまで行かんといてほしい。
ジェル
ジェル
ななもり
ジェル
……はじめてだ。
そんなことを言ってくれる人なんて…
ななもり
ジェル
ジェル
……真剣で…でも笑顔で……
きっとこの瞬間に彼のことを好きになったんだ……
ななもり
ななもり
……周りから勝手に決められてたことでもあんなに一生懸命で
俺の前では可愛い笑顔を向けてくれる……
きっと君のそんなところに惚れたんだろうな……
そのあとは俺の意見が通って、いま、苺丘学園で、生徒会長までさせてもらっている。
目の前にいる彼と目が合う。
……彼は何を考えていたんだろう…
ななもり
ななもり
ジェル
ジェル
はぁ……
君を好きになったときのことを思い出してたなんて言えないよｗ
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
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