お昼
ガチャ
ツバメ
(はぁ…ほんと、一人で食べたいんだよね。誘ってこないで欲しい)
霧月
あ、ツバメちゃんだ
ツバメ
(へっ!?霧月ちゃん!?)
霧月
よ、よかったら…一緒に食べない…?
霧月
私いつもひとりだから…た、たまには他の人と食べたいなーって
霧月ちゃん… あんなクソなやつらのことなんて忘れちゃえばいいのに…霧月ちゃんは、私以外要らないのに 要らないはずなのに
ツバメ
(いっその事…クラスの奴らを消せば…)
…まぁ、そんなこと出来ないけど
霧月
…ツバメちゃん、なんか元気ない?
ツバメ
えっ?
ツバメ
(そんな事まで気づいてくれてたの?)
…やっぱ、霧月ちゃんっていい子だな〜
ツバメ
なんでもないよ〜…
…早く、私の想いも気付いて欲しい…かな
先生(使い回し)
では、さようなら
モブ
ねね、カラオケ行こ
モブ
えーやんえーやん
霧月
(カラオケ…私も行ってみたいな)
霧月
ねぇ、私も───
モブ
げ、行こっ
タッタッタッ
霧月
……
霧月
(…やっぱ、こうなるよね)
私のお父さんは、24人を殺した 指名手配犯
賞金は1億。今でも人を殺してると思う。 私は、家に帰っても殺されないことを 願うしかない
でも、最悪なのはお父さんだけじゃなくて、 お母さんも詐欺師
霧月
(私…今思ったけど、いざと言う時に逃げ場所ないよね…)
それに…ツバメちゃんとも会えなくなる…
…あ!
ツバメちゃんのお家に泊まろう! 今日はお母さん同伴だし、 お父さんはキャバクラにいってるだろうから、帰りは遅いよね…!それにそれにっ! ツバメ ちゃんと長く一緒にいられる…!!!
2日くらい…は泊まってもいいよね
霧月
(まぁ、とりあえず本人に聞こう!)
霧月
ツバメちゃんっ
ツバメ
わっ、どうしたの?
霧月
今日、泊まってもいいかな?
ツバメ
…は
霧月
あ、いやあのっ
決してツバメちゃんの寝てる部屋に行って███して███して██████するわけじゃないよっ
決してツバメちゃんの寝てる部屋に行って███して███して██████するわけじゃないよっ
ツバメ
あ…いや、あの…
今日はその…親の帰りが早くてさ
今日はその…親の帰りが早くてさ
霧月
…!そうなんだ…
でもでもっ、ツバメちゃんの親が居ても私そういうの気にしないタイプだからっ…
でもでもっ、ツバメちゃんの親が居ても私そういうの気にしないタイプだからっ…
ツバメ
そういう事じゃなくてね…
霧月
?
ツバメ
…まぁ、バレなければいいよ
霧月
っっ!ほんと、?!
ツバメ
うん。ただし、バレなければ、ね!
霧月
…!うんっ