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1012〇〇〇〇🍀🌸❄️
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並木度馨
真澄さんと喧嘩をした
きっかけはくだらないことだった
淀川真澄
並木度馨
そんなくだらないことから始まって
段々とヒートアップしていった
並木度馨
ごちゃごちゃ言ってくる真澄さんに腹が立った
僕にも悪いところはあったと思う
だけど真澄さんにだって悪いところはあった
なのに何で僕だけが悪くならないといけないんだ
ずっと真澄さんを無言で見つめていた
ぎゃーぎゃーうるさい
でもあえて黙っていた
そして言われた言葉
お前なんか
大嫌いだ
心がズキッと痛くなった
今まで真澄さんから言われた言葉で
一番、胸に突き刺さった
嘘のつもりだったのだろう
本当はそんなこと思っていないんだろう
そう思っていた
いや、自分がそう信じたかっただけなのかもしれない
この場に居たら
胸の奥が張り裂けてしまいそうだった
すぐに家を出た
一人になって落ち着きたかった
内心、追いかけてきてほしいと、少しだけ思った
一人になった今でも苛立ちが収まらない
頭が整理出来ない
真澄さんに対する怒りではない
きっと、僕自身に対する怒りなんだと確信していた
他の人も巻き込んで、
自分だけが悪くならないように、言い訳している自分に
そんな、愚かな自分に
並木度馨
並木度馨
そう思った
いつものように
幸せで
真澄さんが居る
あの家に
帰りたいと思った
ブッブー!!!
大きなトラックのブレーキ音が響いた
並木度馨
1話、♡50有難う御座います✨️
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