高校2年生のある日
ポストを覗くと
一通の手紙が入っていた
○○
なぜ私が悩んでるかと言うと
差出人の名前が
私だったから
○○
よくある中学校小学校の時
10年後の自分に手紙をあげましょう的な
あれかなーとは思ったけど
そんなもの書いた記憶はない
それに私は上京してる
そういうのって実家に届くものでしょ?
だから何かの間違いかな…
○○
○○
正直怖いけどこのまま捨てるのも怖い
なにかのいたずらだったら捨てればいいし
封筒を開けると
1枚の手紙が入っていた
初めまして
私は20年後の保科○○です
単刀直入に言いますが
貴方に頼みたいことがあります
同じクラスの孤爪研磨と
恋をしてください
そうしないと
あなたは一生後悔する
と綴られていた
○○
○○
○○
○○
それに
なんで孤爪研磨?
私そんな話したことないけど
接点もないし
○○
と思い捨てようとしたその時
手紙の裏に何か書いてある事に気がついた
あなたは今日電車でおじさんにぶつかります
そしてそのおじさんは青いキーホルダーを
カバンに付けています
その後学校に着いたら
先生がプリントを忘れます
その後クラスの藤山君が茶々を入れます
その後先生は急いで取りに行きます
うわ…
なにこれ気持ち悪い
○○
まぁそんなに深く考えなくて
大丈夫そうだよね
○○
○○
人多すぎ…
これだから朝の満員電車は嫌いなんだよね
次は中野駅
○○
○○
降りようとしたその瞬間
私は人とぶつかった
○○
顔を上げると
そこにはスーツを着たおじさんがいた
おじさん
おじさん
おじさん
○○
あれ
電車でおじさんにぶつかった
それに
○○
おじさん
おじさん
あ…そうだった
降りなきゃ
○○
○○
さすがに
偶然…だよね
○○
○○
私は今朝の手紙のことを考えながら
教室に向かった
胡桃
○○
胡桃
胡桃
○○
○○
胡桃
胡桃
○○
胡桃
胡桃
○○
胡桃
私の席は1番後ろ
前から二番目の席にいる
イヤホンをして机に伏せてる
彼こそが
孤爪研磨
○○
なんであの人…?
いやまだあの手紙が本当かは分からない
胡桃
○○
○○
胡桃
○○
胡桃
先生
先生
○○
胡桃
胡桃
そう言って胡桃はウィンクをしてきた
いや…
好きな人なんて1ミリも言ってないけど
まぁ否定するだけ無駄だし
先生
先生
先生
先生
先生
○○
プリントを先生が忘れる
そして…
藤山
藤山
と藤山が茶々を入れる
先生
先生
あの手紙は…
本当だ
じゃあ待って
あの手紙が本当だとしたら
私は孤爪研磨君と恋愛しなければならない
って事だよね
そうしないと
○○
そんなことを考えてると
屋上のドアが開く
胡桃
胡桃
胡桃
○○
胡桃
胡桃
○○
胡桃
胡桃
胡桃
○○
○○
そういえば胡桃って
孤爪研磨と1年生同じクラスだった気が
○○
胡桃
○○
○○
胡桃
胡桃
胡桃
○○
胡桃
胡桃
○○
胡桃
胡桃
胡桃
○○
胡桃
○○
胡桃
○○
それから私の中で
彼の印象は
静かなゲーマーになった
コメント
5件
次の連載はじまったぁぁぁ!まってさすがにさ?もう罪じゃない?1話から神物語確定しちゃってるとかさ?あと部活で毎回1コメ取れないのがちクソ
ネタが切れないのがすごすぎる🥲 今回推しだから楽しみすぎる😭💗