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けんまぁぁぁぁぁぁ また1コメ取れない🥺
もー最高すぎる🥲🎀 研磨最初はトゲトゲしてるけど、最終的にはトゲトゲしなくなるのかな…
私は家に帰り
ポストの中を確認した
○○
やっぱりこの手紙は
未来の自分からって事…
だよね
○○
○○
そしてまた私手紙を開いた
○○
どう?
流石に信じたでしょ
○○
○○
信じざるを得ないというか
なんというか
孤爪研磨と恋愛するために
まずは話しかけて欲しい
最初はきっと
冷たい態度を取られる
これでもかってぐらいの冷たさでね
でもその圧に押されちゃだめ
孤爪研磨ってそんなに冷たいの?
まぁあの感じからして
外向的な雰囲気は感じ取れなかった
○○
○○
○○
明日の放課後
彼は図書室にいる
適当な本を手に取って
偶然を装って話しかけてみて
なんか
未来の自分は私の考えてることを
分かりきってて
悔しい
○○
○○
○○
とにかく
やってみるしかないね
私は次の日の放課後
手紙の指示に従って
図書室に向かった
○○
あそこの一番奥の席に座ってるのが
孤爪研磨
遠くから見ても話しかけにくい
そんなオーラがある
○○
○○
あー…もう
悩んでも仕方ない
私はそう思って適当な本を
手に取ろうとした瞬間
○○
孤爪
孤爪研磨がその本に手を伸ばしていた
気配無さすぎて全然気が付かなかった
○○
私が声をかけようとする前に
孤爪研磨はその本を取って
ページをペラペラめくった
え…スルー?
まさかの
スルーですか…
いやいや
こんなのに負けてられない
○○
○○
孤爪
孤爪
まぁ…でしょうね
でも私はここで引き下がるような女じゃない
○○
○○
と私が言うと
孤爪研磨は目を細めて
嫌そうな顔した
「なんで俺が」と言わんばかりのあの顔
○○
孤爪
そう言って彼は元いた席に戻って行った
○○
めっちゃ塩対応だ…
これは思ったより
大変かもしれない
家に帰った私は
机の上の手紙を手に取った
○○
○○
どうやってるんだろ…
私はそう思いながらも
封筒を開けた
○○
今日はお疲れ様
想像通り
彼は塩対応だったでしょ?
○○
○○
塩対応だったけど
不思議と嫌な気持ちにはならなかった
それで次に貴方に頼みたいことは
彼の
ある秘密を知ること
秘密…?
○○
○○
胡桃
胡桃
○○
胡桃
藤山
○○
なぜ藤山…
○○
藤山
胡桃
胡桃
○○
○○
藤山
○○
胡桃
胡桃
○○
藤山
○○
○○
藤山
胡桃
胡桃
○○
その瞬間に
ポケットに入ってるスマホに
通知が来た音がした
○○
○○
胡桃
やっほー現代の○○
手紙はさすがに古すぎたから
ちょっとデジタル化してみました
え…?
何そのシステム
まぁこっちの方が
連絡とかも早いし
多分便利だよね
それで今日の放課後
校舎裏に行ってほしい
行ったら「秘密」が分かるはず
放課後か…
○○
胡桃
○○
○○
胡桃
胡桃
藤山
藤山
胡桃
胡桃
私は未来の私の指示に従って
放課後まで待っていた
○○
○○
こき使われてる?
未来の私に
○○
○○
後悔するって言われたら
怖すぎるし
というか
なんで校舎裏?
とそんなことを考えていると
孤爪
孤爪
孤爪
あれ…
孤爪研磨じゃん
と…誰だ?
○○
クラスの人?
孤爪
孤爪
淡々と答える孤爪研磨
まぁそうだよね
孤爪
あの感じからして
本当に人と関わるのが嫌いなんだろうな
そう考えてもう一度
孤爪研磨の方に視線をやると
○○
目が合ってしまった
急いで物陰に隠れたけど
バレた…?
私と目を合わせた瞬間
顔を歪めてたけど
孤爪研磨は何事も無かったかのように
男子達を振り切るように
その場を去っていった
○○
追いかけなきゃ
なんでわざわざ屋上に…
孤爪
○○
孤爪
○○
秒でバレた…
○○
○○
○○
○○
孤爪
孤爪
確かに…正論だけど
素っ気ない態度は変わらないけど
でも
少しだけトゲが抜けてる気がする
○○
○○
失礼なのは重々承知で聞いてみた
孤爪
○○
○○
孤爪
即答…
本当に嫌なんだろうな…
○○
○○
○○
孤爪
○○
○○
○○
そう私が言うと
孤爪研磨は目を少しだけ伏せた
孤爪
あれ
もしかしてほんとに
人との関わり方が分からないだけ…?
孤爪
○○
その瞬間スマホのバイブが鳴り出した
また絶妙なタイミングで
次のステップ
彼をある場所に連れていくこと
と、それだけが書いてあった
顔を上げたそこには
もう彼はいなかった
○○
○○
ある場所って
どこなんだろ…
さすがにアバウトすぎる
もう少し考えないと…