帰蝶
帰蝶
帰蝶
帰蝶
帰蝶
帰蝶
帰蝶
伏黒恵
沈黙が流れる。外でザァザァと降っている雨の音が響く。
その音の大きさに比例して、脳みそが握られる力の強さも増していっている。
五条先生
こんな時によく響く大きな声。 頭が痛い。
伏黒恵
大丈夫だ。まだ、耐えれる。
五条先生
伏黒恵
伏黒恵
今日は虎杖も戻ってくるだろう。
となれば、さらに頭が痛くなることは目に見えている。
伏黒恵
体調が悪くならないことを祈るばかりだ_______。
ベッドから出る。
そして、扉を開ける。
伏黒恵
そうして、今はいないこの部屋の主に向けて声を出す。
伏黒恵
今日は、流石に虎杖も来るか。
いや、来てほしい。
早く治ってほしい。
伏黒恵
そう言うと、聞こえが良いだろう 。
けど、本当は_______。
そんな綺麗な感情なんかじゃない。
虎杖がダウンしている時は俺はダウンすることができない。
ただ、そんな醜い感情だけが渦巻いている。
伏黒恵
そう思い、時計をみる。
午前7時30分。
伏黒恵
伏黒恵
言って気がついた。絶対にご飯など食べられない。
ご飯を想像しただけで吐き気がするのだから。
これは、ゆっくりと着替えるのが好手だろう。
伏黒恵
そう、気を奮い立たせるために声に出す。
伏黒恵
思ったより着替えに時間を使ったみたいだ。
8時になっていた。
今日は、少しでも遅れて遅刻しようならば_______。
絶対に
捨てられる。
そんな焦燥と、危機感だけで立てているようなものだ。
この体調でかかる時間と余裕をもっていく時間を合わせれば、もう出ないといけないだろう。
伏黒恵
思わずよろめく。いまだ目眩は存在を主張している。
伏黒恵
ドンっ_______。
伏黒恵
すんでのところで手をつくが、想定外の大きな音が出てしまう。
けれど、幸いなことに、出る時刻が遅かったのか早かったのか、誰にも出くわさなかった_______。
伏黒恵
もう始業時刻が近い。
だから、回復した虎杖と釘崎はもう来ていると思っていた。
伏黒恵
当然、教室は騒がしいものだと思っていた。
しかし、予想にも反して教室は静かだ。
しとしと、と降っている雨が教室の雰囲気の暗さを助長させていた。
伏黒恵
不思議に思い、そろそろと扉を開ける。
そこには_______。
伏黒恵
嘘だと言ってほしい。
誰も、いなかった。
虎杖はともかく、釘崎は?
伏黒恵
何を考えようにも思考が悪い方向へと巡っていく。
体調のせいなのだろうか。
とりあえず、始業時刻もいよいよ近くなってきたので、席につくことにした。
その刹那。
ガラガラガラッ________。
扉が大きな音をたてて開いた。
伏黒恵
なんだ?
2人が遅刻しかけて急いででもいるのだろうか。
???
伏黒恵
伏黒恵
真希
伏黒恵
少し話しただけでも息が上がってしまう。
パンダ
伏黒恵
真希
と、ニヤニヤしながら言う。
伏黒恵
真希
伏黒恵
真希
真希
伏黒恵
パンダ
伏黒恵
真希
パンダ
ガラガラガラッ_______!
またしても大きな音をたてて、扉が開く。
パンダ
五条先生
五条先生
真希
パンダ
真希
真希
五条先生
五条先生
ここに、体調、崩してる人がいますね。現に。
五条先生
五条先生
五条先生
帰蝶
帰蝶
帰蝶
帰蝶
帰蝶
帰蝶
帰蝶
あんま、信用しないでください。
帰蝶
帰蝶
帰蝶
五条先生
帰蝶
コメント
8件
1700までは頑張ったぞー