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朝陽
ペット? 何をするの?
一樹
朝陽
僕はこの部屋から逃げ出した
タッタッタ
足が動かない、 走れない、 ついに走れなくなり、 座り込んでしまった
一樹
朝陽
一樹
この人の肩には、 薔薇の刺青が入っている、 見て分かる、 怖い人だ
カツカツ
近付いてきた、 もう逃げられない、 嫌、奴隷になんて なりたくない、
一樹
僕の前に屈んで、 手を広げている、 いや、怖い、 でも、 いや、
てちてち
朝陽
一樹
かわいい? この人は犬を可愛がるように、 僕のことを撫でてくれる
一樹
朝陽
一樹
嫌、嫌、嫌、 怖い、 やだよ
一樹
一樹
一樹
朝陽
僕は残っている体力を 全て使って、言う この人と二人きりなんて 死んでも嫌だ
一樹
朝陽
一樹
一樹
一樹
僕はついて行こうとする、
どたんっ
朝陽
一樹
朝陽
一樹
朝陽
一樹
朝陽
一樹
一樹
朝陽
歩けないなら…… どうすればいいの?
ドンっ
痛い、痛い 全身に激痛が走る 僕は、この人に殴られた
一樹
一樹
朝陽
一樹
言わなきゃ、
朝陽
一樹
一樹
てちてち
ぎゅ
一樹
一樹
朝陽
一樹
そうして、怖い人は 部屋から出て行った、 二人っきりとか言うから、 何か怖いことをされるのかと 思ったけど、 案外優しいな
この時の僕は知らなかった、 この先、 現実かと疑うような 日々が続くとは、