スパークルホウプ

光と闇。

その二つは決して混じることのない対の言葉である。

正義は必ず勝つ。その言葉を信じていた。

私は桃ノ井光莉（もものいひかり）。悪役が大好きな高校生だ。

そんな私は今みたいに明るくはなかった。

友達ができなかった中学時代。

私の好きを否定されたときの悲しさは今まで以上だった。

でも、大好きな悪役が良いやつになる事で私は立ち直れた。

ヒーローに打ち明けることで立ち直れた悪役達。

私は母に色々打ち明けてみた。

けど今は違う。友達がいて、毎日が楽しいと思えるようになった。

こんな日々が続けば良いな。

今日は午前授業だったから終わったあとすぐに私は学校で飼っているウサギの小屋に来た。

角の生えたウサギがそこにいた。いや、人…なのか？

喋る謎人形兎に戸惑いながらも人参棒を1本渡す。

両手を使って食べるマシェリちゃんは可愛い。

とうとう持っていた人参を全て食べ尽くしたマシェリちゃんに私は名前を言った。

昔々、世界には二つの次元があった。

そこは光の楽園と呼ばれ、天使達が住み着いていた。

しかし、あるとき。

光の楽園、その名はその日から消え去った。

ﾄﾞｶｧｧｧﾝ!!

私は怖いと思いながら少しずつ下がる。でも…やっぱり悪役はカッコいい。

でも…

ニヤニヤしながらベルフラワーは私に近づいてくる。

その時、マシェリの髪飾りと私が光った。

そう言った時、目の前に何かが現れた。

自分の名前となんと無く似ているピンクを取る。すると…

小さなステッキで髪、服、靴の順番で触っていく。

攻撃が軽くよけれる…！ジャンプ力もすごい！

ちょっとかっこつけてみたら見事に帝国軍はダウンした。

小さなウサギさんと出会った私。これから色々と巻き込まれそうです