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eto
no
完全に終わってしまった恋
思えばこれは初恋だったのかもしれない
僕の血筋は元々顔が整ってる人が多かったらしい
そして、僕もその顔が整ってる人の中の一人だった
女の子からはキャー、キャー言われ
親からは「自慢の息子」とチヤホヤされまくった
僕はその環境に浮かれていたのかもしれない
調子に乗っていたのかもしれない
小学校の時僕はゲームに負けて罰ゲーム告白をすることになった
好きじゃない人に告白するのは嫌だけど
でも、OKぐらいはしてくれるだろうと思っていた
だが、その考えは甘かった
no
女の子
その二言は、完全に僕のキラキラキャリアを壊した
そして、僕は現実しか見れなくなった
モブ
チヤホヤされたって、もう笑えない
その言葉が本心かは分からない
何も信じることができない
厨二病的にいえば、闇に心が包まれてる感じ
そんな時、etoさんに出会ったんだ
etoさんに初めて会ったのは部活の時
いつも通りキャーキャー言ってる集団の中にetoさんはいた
最初はまたキャーキャー集団の仲間が増えたのか?と思ったが、
明らかに行動が違うことに気づき、話しかけることにした
no
eto
eto
no
eto
そっかまぁ、先輩にいきなり声かけられたら、困るか
no
eto
no
no
eto
振られた時以来、僕は正直に人と話すことができなかった
でも、etoさんには正直に話すことができたんだ
数週間後…
彼女は僕の部活に入ってきた
嬉しい限りだ
そこから、僕のことをetoさんはno兄と呼ぶようになって
僕も、どんな人とも正直に話せるようになった
etoさんの力は偉大だなと思ってしまう自分が今も心の奥底にいる
etoが好きな理由は
僕をまた明るくしてくれたから
そして
僕に、また
本物の笑顔をくれたから