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家
蒼黒
にゃー…
和桜
ふわぁー
蒼黒
にゃーにゃー
薫
おーい
和桜
薫…？
薫
そうだよ
蒼黒
にゃー…にゃおー
和桜
熱が…
薫
大丈夫か？
和桜
うん…
和桜
夢を見たんだ…
薫
どんな
和桜
僕のおばさんと薫のおじさんが、まだ生きている夢だよ
薫
そっか…
薫
俺たちの心の中で生きているよ
和桜
薫…
蒼黒
にゃおーにゃおー
薫
お腹空いたのか？
蒼黒
にゃん！
和桜
そういえば…
薫
和桜も？
和桜
うん…
薫
キッチン貸して
和桜
いいよ…
薫
薫
はい、梅のお粥とこれ
薫
和桜
あ…これは…
薫
思い出の飲み物
和桜
これ…僕好きなんだよね
和桜
懐かしいね…
和桜
薫…
薫
ああ、懐かしいよ
蒼黒
にゃんー…
薫
蒼黒～
薫
ご飯だよ
蒼黒
にゃおー♪
和桜
和桜
美味し…かったよ
薫
熱は？
和桜
38℃だよ…
薫
寝てろ
和桜
僕…は寝たくないんだよ…
和桜
きっと…また…
薫
一緒に居るから
和桜
ふぇ？
薫
なっ…！
和桜
(頭を撫でられて…
熱が上がって来そう…だ)
熱が上がって来そう…だ)
薫
なんか、顔が真っ赤だよ
蒼黒
にゃー？
和桜
眠…い
薫
寝な
和桜
うん
数日後
蒼黒
にゃー！
和桜
治ったよ
薫
良かった
和桜
今日、僕のお気に入りのお店を教えたいんだけど
薫
いいよ、行こう
女子生徒3
薫君！来てくれない？
薫
何？
和桜
(行ってみよう)
女子生徒3
薫先輩…好きでした。付き合ってください
和桜
っ！！
薫
…ごめんなさい
女子生徒3
そんな…
薫
好きな人がいるんだ
女子生徒3
和桜先輩の事ですか？
薫
和桜
(どうなんだろうか)
薫
…ただの幼なじみだよ…
女子生徒3
薫先輩、嘘って分かりますよ
薫
っ！
和桜
！？
夕方
蒼黒
にゃー♪
和桜
さて、そろそろかな
蒼黒
キラッ
蒼黒
にゃーお
和桜
ん？
蒼黒
告白しなよ！
和桜
え？蒼黒？
蒼黒
にゃー♪
薫
和桜、行こう
和桜
うん、そうだね
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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