次の日(日曜日) 自宅
春斗はお昼寝中
早瀬 あみ
(これからの事
考えようって
渉に言われたけど)
考えようって
渉に言われたけど)
早瀬 あみ
(渉はどう思ってるん
だろう?)
だろう?)
スマホにメッセージが来ている
小崎 悠輔
あみ先輩
小崎 悠輔
この前はビックリ
しちゃいましたよ。
しちゃいましたよ。
小崎 悠輔
まさか
新井先輩のとこに
泊まるなんて。
新井先輩のとこに
泊まるなんて。
小崎 悠輔
でも、
俺諦めませんからね♪
俺諦めませんからね♪
早瀬 あみ
(小崎くんだ。)
早瀬 あみ
(諦めません。か。)
もう、あみの気持ちは 固まっている。
早瀬 あみ
小崎くん
早瀬 あみ
私、渉が好き。
早瀬 あみ
だから小崎くんの
気持ちには
答えられないの。
気持ちには
答えられないの。
早瀬 あみ
ごめんなさい。
すぐに返事が来た。
小崎 悠輔
そうだったんですね。
小崎 悠輔
そんな気はしてました。
早瀬 あみ
でもね
小崎くんの気持ち
聞いて
小崎くんの気持ち
聞いて
早瀬 あみ
恋愛しようって
考えるきっかけに
なったの。
考えるきっかけに
なったの。
早瀬 あみ
だから、
ありがとう。
ありがとう。
早瀬 あみ
こんな私に好きって
言ってくれて。
言ってくれて。
小崎 悠輔
それって
先輩の力になれたって
事ですよね?
先輩の力になれたって
事ですよね?
小崎 悠輔
それなら良かったです。
小崎 悠輔
でも「こんな私」とか
自分の事「おばさん」とか
言うの
やめてくださいね!
自分の事「おばさん」とか
言うの
やめてくださいね!
小崎 悠輔
俺が好きになった
あみ先輩は
素敵な女性です。
あみ先輩は
素敵な女性です。
早瀬 あみ
(小崎くん
ありがとう。)
ありがとう。)
スマホを置き 深呼吸する。
早瀬 あみ
(部長にも
自分の気持ち伝えなきゃ)
自分の気持ち伝えなきゃ)