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俺はいつも1人だ。
誰も俺を見てくれない。
いや、見られない。
だから俺はずっと1人だと思っていた。
でも、お前は
俺を見つけてくれた。
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
普通、人間は亡霊など見えやしない。
だから絶対に交われない。
じゃぱぱ
きっとゆあんくんに話しかけられた時、 無視するべきだったんだろう。
でも俺は1人が嫌で、こんな チャンス二度と無いと思って…
自分勝手な理由でゆあんくん、君と 接してしまったんだ。
ゆあん
じゃぱぱ
絶対に断るべきだった。
だって、そんな事したらゆあんくんにバレちゃう。
でも体は言うことを全く聞いてくれない。
気づけば"いいよ"なんて無責任な言葉を吐いていた。
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
女の子と一緒に仲良さげに帰っている。
それを見て、心はモヤモヤしている。
俺はきっと、いつも俺と対等に接してくれる ゆあんくんに惹かれている。
じゃぱぱ
だから、好きになってはいけない。
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
いいな、俺もそんな青春がしたい。
ゆあんくんと一緒に学校へ行きたい。
授業を受けてみたい。
じゃぱぱ
叶わない願いをいつまでも願ってるのは時間の 無駄だ。
それなら諦めた方がずっと良い…。 そう信じている。
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
俺の知らないゆあんくんだって居る。
学校での友達関係も勉強面も、
恋愛も。
じゃぱぱ
俺の事、好きになってくれたかな。
ゆあん
じゃぱぱ
周りから視線を感じる。
もちろん俺は見えないから、ゆあんくんを 見てるのだろう。
確かに浴衣姿はかっこいい。
けど、ほんとの視線の理由はきっと_
第三者からはゆあんくんは1人で 話しているように見えるから。
じゃぱぱ
俺はゆあんくんに一度黙ってもらって、 目的地へと急いだ。
じゃぱぱ
カップル達が手を繋いで歩いている。
俺はゆあんくんに触れられない。
だから今も互いに手は空いたまま。
君と触れ合えたら良かったのに。
ゆあん
じゃぱぱ
君が放った衝撃な一言。
ついにバレた。
いや、影がない時点でいつかはバレるんだけど、。
じゃぱぱ
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
じゃぱぱ
あぁ、これはもう誤魔化しきれない。
だって完璧にバレちゃってるじゃん。
ここで隠すのはむしろ見苦しいよな。
じゃぱぱ
ごめんねゆあんくん。
ずっと黙ってて、
幻滅されたかな、それとも嫌われた?
まぁそれだけのことをしてるしね。
でも、本音を言えばさ
ゆあんくんと話すのが楽しくて、一緒に居たくて
君に惹かれちゃって、
微かな独占欲も生まれちゃってたんだ。
自分勝手でごめんね。
ゆあんくん。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝500♡
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