TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

カラ松

月影零

カラ松

主。

月影零

ビクゥッ

カラ松

返事は?

月影零

は、はい、な、なななんでしょうかカラ松さん

カラ松

どうしてこうなったんだ?

月影零

い、いや〜それがですねぇ…

月影零

あの

月影零

その

月影零

タブレットがあ、あの、こ、壊れました…

カラ松

で?

月影零

ヒィッ

カラ松

どうするんだと聞いている。

月影零

あ、あの、あのあの、あの

月影零

すみませんでしたぁぁあぁぁぁあぁあぁぁぁぁぁああぁ!

カラ松

う"あ"ぁぁぁ"ああ"ぁぁあぁ"ぁぁぁぁあ"あ!!!

おそ松

っカラ松ッ!

カラ松

俺なんかっ俺なんか俺なんか俺なんかぁっ

カラ松

要らない、要らない要らない要らない要らない要らないっ!

カラ松

俺なんかっ、要らないんだぁ……

おそ松

おい、カラ松!

カラ松

おそ…松?

カラ松

俺、ぼ、ぼく、嫌われた?

カラ松

嫌だ、嫌わないで、

カラ松

お願い、お願い、し、ます。

カラ松

ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい

おそ松

…カラ松

カラ松

嫌わないでぇっ…!

カラ松

痛い、痛い…寂しい

カラ松

ぼくを、置いてかないでぇ…

カラ松

熱い痛いやめて寒いなんで?

カラ松

俺は…俺はぁっ…!

カラ松

ただ…!

おそ松

カラ松。

カラ松

おそ松

いやーほんとお前さ、

おそ松

いい加減にしろよ。

カラ松

っえ

おそ松

あいつらの話聞いてみたんだよね。

おそ松

チビ太と手ぇ組んで、それはもう壮大なデリバリーコントやったのはまだいい。

おそ松

でもな、

おそ松

いくらお前でもおふざけが過ぎるんじゃないかなぁーってさ。

おそ松

どうせそれも演技なんだろ、バレバレなんだよ。

カラ松

…え?

おそ松

まぁ、流石に本音聞いたときはビビったけどさ、演技だろ?

おそ松

まぁいいよ、お兄ちゃんもう怒らないから

おそ松

全部話な。

おそ松

ほら、

おそ松

全部デリバリーコントでしたーって

カラ松

…どうして

おそ松

は?

カラ松

…分かってくれると

カラ松

…思ったのに…

カラ松

ダッ

おそ松

おいカラ松!

おそ松

お前どこ行くんだよ!

気付いたら俺は、おそ松兄さんを押しのけて 走り出していた。

カラ松

っ、はぁっ、はぁ、はぁっ、い"っ!?

気付くと、足が血まみれになっていた。

カラ松

裸足で走ってきたからなぁ…

ヒソヒソ…

カラ松

あぁ、この見た目だと目立つなぁ…

カラ松

怪我もまだ治ってないし…

カラ松

カラ松

(路地裏にでも入るか…)

カラ松

(誰にも見つかりたくないし…)

カラ松

はぁっ、はぁ

カラ松

い"っだい"っ

カラ松

ズルッ

疲れすぎて、ついその場に座り込んでしまった。

カラ松

う"っ

カラ松

はぁ、はぁっ、はあっ…

カラ松

呼吸を整え、あのときのことを一から思い出す。

トド松には要らない、心配されたいだけでしょ?と言われ、

十四松には卍固めされ、

一松にはいてもいなくても一緒、 死ねばよかったのにと言われ、

チョロ松には迷惑、邪魔だと言われ、

おそ松兄さんにはいい加減にしろって、 何も信じてもらえない。

カラ松

…あれ?

カラ松

なにこれ

いつの間にか、自分の頬を何かが伝う感触があった。

カラ松

…っく、うぅ…

カラ松

なんで、なんでぇ…

カラ松

何がダメだったのかなぁ…?

カラ松

どこで間違えたのかなぁ…?

カラ松

ひっぐ……っはぁっ

カラ松

痛い…痛いよぉ…。

カラ松

お願…い…嫌…わな…い…でぇ…

視界の端に、何故か紫色が見えた気がした。

それを最後に、俺は意識を手放した。

カラ松

(ついに幻覚が見えるようになったか…)

この作品はいかがでしたか?

125

コメント

7

ユーザー

続きィィィィィィィィ(?)

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚