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9人のヴァンパイアと暮らす生活

第4話 - 初登校の紫月の学校生活

261

2023年05月07日

#SnowMan

#ファンタジー

#ヴァンパイア

#高校生

#高校生活

#同棲

☃️雪だるMAN☃️

学校

学校に着いたのはいいんだけど

周りの生徒の視線が痛いのは

きっと、この人達と居るからなんだろう。

この人達が放っているこの異様なオーラ。

私ってやっぱりヤバい人達と一緒にいるの〜！？

はぁ……これからどうなっちゃうんだろう。

照

お前、なに百面相してんだ？

紫月

えっ！？
私、顔に出てました？

照

隠す気あったのかよってぐらい

紫月

恥ずかしい…(赤面)

辰哉

あ！紫月ちゃん照れてる！
かわいい～！

康二

お、俺にも照れ顔見せてや！

紫月

嫌です！(顔逸らし)

涼太

お前ら、揶揄うのは辞めろ
ほら、各教室に散れ

辰哉

ちぇ、、はーい。

亮平

紫月ちゃんは俺たちと一緒に来て！
2年生のフロアまで案内してあげる！

紫月

ありがとうございます！

大介

紫月ちゃん、またね〜！！

康二

ほなな～

2年生フロア

亮平

ここが2年生のフロア。
この学校は生徒人数も多い分、
クラスも多いから間違えないように気をつけてね！

紫月

分かりました！
ありがとうございます！

亮平

てゆうか、思ってたんだけど
俺たち同い年なんだし、敬語辞めたら？

紫月

えっ？でも、いきなりはちょっと

照

堅苦しくて、聞いてたら耳が寝るわ

亮平

そんな言い方、笑

亮平

遠慮なんていらないからさ？
俺たちが敬語辞めて欲しいって言ってるんだし。笑

紫月

じゃあ、、これから

紫月

よ、よろしくね？

亮平

うん！そっちの方が絶対良い！

亮平

あ、紫月ちゃんは照と同じクラスだから照と一緒に行ってね！

亮平

照！あとは頼んだよ！
じゃ、またね〜！

照

あっ。ちょ、おい！！

阿部くんは、あっという間に行ってしまった

廊下で2人きり、、

気まずい…

照

チッ、
めんどくせぇ、行くぞ。

紫月

は、はい
じゃなくて、うん…

教室(2ｰC)

照

ここが俺らの教室。
俺らはC組な。

紫月

うん。ありがとう

照

お前の席はほぼ確で俺の隣。
1番後ろの窓側。

紫月

と、となり！？

正直、ちょっと怖いんだけど…

照

嫌そうな顔モロに出しやがって
俺だってせっかく1人で使ってたのによ！

照

邪魔したら、てめぇのこと喰ってやる

紫月

は、はい？

席に着きバッグの荷物を整理していると

???

あっ！
貴方、学校中で噂されてる転校生じゃない！？

???

同じクラスだったんだー！
嬉しいな〜

声がした方を向くと、髪が少し短めの元気そうな女の子が私をじっと見つめてきた

???

名前！なんて言うの？

紫月

す、須上紫月です。

???

須上さんね！！

夏希

私、堀江夏希(ほりえなつき)！
よろしくね！須上さん！！

紫月

よ、よろしくお願いします。

すると

担任

朝礼始めるぞ〜
全員、自分の席に戻れ〜

夏希

あ、担任来ちゃった！
また後でね！

紫月

う、うん！

なんか、慌ただしかったけど

でも、元気でいい子そうだったな〜

もっと話して友達になれたらいいな！

～昼休み～

無事に授業が終わって今は昼休み！

夏希ちゃんに誘われてお外で一緒にご飯！

紫月

誘ってくれてありがとう！
私、ちょっと人見知りなところもあって、、

夏希

やっぱり!?
だと思った〜！

夏希

私から声掛けて良かったー！

にしても、

夏希

あの9人と一緒に登校してくるなんて、
学校中が騒ぐわけだよね～

紫月

廊下歩いてるだけでも
視線感じて、、

紫月

あの9人って、どんな人達なの？

夏希

えっ！？
一緒に登校してて知らないの！？

紫月

う、うん。

夏希

てっきり
血縁関係か何かかと思ってた

紫月

ううん。全くの他人だよ。

夏希

そうなんだ

夏希

まぁ、この学校のアイドルみたいなもんだよね～

夏希

顔も全員良いし
何より

夏希

ヴァンパイアだからね〜
あの人たち

紫月

えっ！？

紫月

……ヴァンパイア？

夏希

そうだよ？
それも知らなかったの！？

紫月

うん。

夏希

本人たちも言わなかったんだ。

夏希

まぁ、世の中のヴァンパイアの人数は少ないわけじゃないけど、最近は人間とヴァンパイアのハーフが多くなってきてるって言われてるよ。

夏希

でも、あの9人は純血のヴァンパイアだから、他のヴァンパイアに比べて地位、能力、頭脳に容姿も高いんだってさ！

夏希

だから、学校中の人達が吸血されたがってるよ。吸血された人は快感に落ちるって噂あるし

紫月

そう、なんだ。

あの人たちがヴァンパイアだなんて

これから一緒に生活するのにどうすればいいんだろう。

紫月

でも、そんな滅多に
吸血したりしないよね？笑

夏希

さぁ、どうだろう。

夏希

最近は強い匂いに誘惑されて自我を保てず吸血しちゃう人とか多いらしいよ？

夏希

まぁ、純血だったら
制御するぐらいの力はあるかもしれないけど、匂いが甘いほどコントロール出来なくなるんだって。

紫月

人間にはそんな匂い分からないから
正直、ちょっと怖いなぁ。

夏希

そうだね。
甘い匂いを持つ人はその分、血も甘いらしくて狙われやすいらしいよ。

紫月

夏希ちゃんは襲われたり、襲われそうになったことある？

夏希

全然ない！
だから、匂い甘くないのかもね

夏希

それはそれでちょっと傷つくけど笑

夏希

紫月ちゃんはあるの？

紫月

うん、何度かあるよ。
学校とか道端で急に襲われて。

紫月

すごく怖かった…

夏希

そっか。
偉いね、今日もちゃんと学校来てるじゃん！

紫月

偉いわけじゃないよ笑

夏希

偉いよ！怖くても来るんだからさ！
ご褒美として、私の玉子焼きあげる！

紫月

えっ！？笑
いいよ、悪いし。夏希ちゃんのなんだから、夏希ちゃんが食べて？笑

夏希

私があげたいの！
遠慮せずにもらって？

紫月

じゃあ、お言葉に甘えて

私は夏希ちゃんの玉子焼きをひとつ貰って食べた

紫月

んん！美味しい！！

夏希

でしょ〜！！
私が作ったんだ〜！

紫月

そうなんだ！
料理出来るんだね！

夏希

まぁね〜(ﾄﾞﾔｯ)

すると

辰哉

あっ！
紫月ちゃんだ！！

紫月

へっ！？

声がした方に振り向くとそこには深澤くんとお友達らしき人が数人居た

紫月

ふ、深澤くん!?どうしたんですか？

辰哉

紫月ちゃん見かけてさ、声掛けたくなって！

紫月

そ、そうですか。

辰哉

おっ！
紫月ちゃんの弁当、俺のやつと中身違う！
1つちょーだい？

紫月

え、えぇ…
じゃあ、1つ選んで取ってください。

辰哉

もぉ〜分かってないなぁ紫月ちゃん！
紫月ちゃんが俺に選んで食べさせて？

紫月

そんなの無理です！！

辰哉

なぁ〜に～？
照れてるの〜？可愛いなぁ紫月ちゃんは

紫月

もぉ〜違います！！
分かりましたよ。

自分の玉子焼きを深澤くんの口まで運び

辰哉

(ﾊﾟｸｯ)

辰哉

ん！めっちゃ美味しい！
ただの召使いが作ったやつも、紫月ちゃんに食べさせてもらうとより美味しいや！

辰哉

ありがとう紫月ちゃん！

紫月

ど、どういたしまして。

辰哉

また今度、
次は違うもの食べさせてね？(耳元)

紫月

へっ！？(ﾋﾞｸｯ)

辰哉

じゃ、ばいばーい！

そのまま深澤くんは友達と行ってしまった

紫月

はぁ……急でびっくりした〜

夏希

それ私のセリフだよ〜

夏希

真隣で見てたけど、
これほど仲がいいとは

紫月

別に仲がいいわけじゃ

夏希

紫月ちゃん、深澤先輩に狙われてるんじゃない？

紫月

えっ？
そんなわけないよ。笑

夏希

いや、絶対そうだって！
あの感じ

紫月

まさか笑
だって、会ってまだ間もないんだよ？
お互いのこと全然知らないし

夏希

一目惚れとか？
ひとまず様子見だね！

紫月

なんか、夏希ちゃん
テンション上がってない？

夏希

べつに〜？笑

夏希

お、そろそろ時間だし
教室戻ろっか。

紫月

あ、そーだね。戻ろう。

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2件

ふっかさんはフレンドリーだね〜続きまってます！

☃️雪だるMAN☃️

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