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半分実話

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半分実話

1 - はじめ

♥

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2020年07月31日

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これは、私の心の中の話。

私は中学一年生。

中学生になって、もう4ヶ月が経つ。

黒永御月

はぁ…もう4ヶ月経ったんだ…。

私は4ヶ月経っても、クラスに馴染めていない。

おはよ!

黒永御月

あ、桜。おはよう。

そうだ、〇〇チャンネルって知ってる?

黒永御月

知らない。どんなチャンネル?

あのね――

桜はとても面白くて、漫画とボカロが大好き。

毎朝楽しそうに話をしてくれる。

宇梨(うり)

ちょ、まじで!?え、ヤバいほど嬉しいんだけど!

教室に声が響く。

宇梨(うり)

絶対買いに行こ!

宇梨さんはあるアニメにハマっていて、いわゆるオタクだ。

黒永御月

(オタクってことを隠さずに言えるって、すごいな。)

―― キーン コーン カーン コーン ――

あ、じゃあまた後で!

黒永御月

うん。

黒永御月

(やっぱり、朝読の時間は最高。)

私は今、宇宙の謎にハマっている。

朝読の時間は自分の世界に閉じこもれるから、 中学校生活の中で、一番好きと言ってもいい。

担任(国語担当)

はい、朝読終わってください。

作者(朝読開始から15分経っています。)

黒永御月

(もう終わりか…5分ぐらいに感じる…)

6時間目(だいぶとばしています)

黒永御月

(やっと終わる…でも、6時間目が理科でよかった。)

理科担当の先生

はい、では授業を始めます。号令の人――

私は理科が大好きだ。

宇宙の謎にハマっているというのもあるが、最大の理由はこれかもしれない。

私は、理科担当の先生が好き。

なんだと思う。

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