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キスの余韻を引き摺っているつもりはないと、言いたいけど…

樹に対してだけ
僕は、
強く引き摺っているみたいだ

少しは、落ち着いた?

樹が…それ言う?

学校で…チュー…は、止めろよ…

真顔で覗き込まれることに、まだ慣れてないから。

それだけで…

顔が、熱くなる

両手で両頬を覆う凛は、明らかに動揺しているし…

その場で
ギュッとしたくなるぐらいに
可愛さが増している

モブの声達

ザワザワ

屋上に置かれたベンチは、何個かあって…

グループの談笑で笑い声や話し声が絶えない。

もう少し過ぎれば、講義やその他で少しは閑散とするだろうけど…

屋上は、それなりに人気がある。

こうやって遣り過すには、もってこいと言うか…

確実に二人っきりになると…

タガが、間違いなく外れる…

あのさぁ…

なんか言えよ…

なんか?

(小声)だから。人のいる所でチューは、止めろ! コソッ

人前ねぇ…

じゃ…二人っきり

だったらいいの?

へぇ…っ…え"っ!

凛。声がデカい!

樹だって! 声がデカいだろ!!

なんか…からかわれてるみたいな!!

凛が、動揺しまくった声を上げるから周囲の視線が、俺達2人に集中する。

モブの声達

ザワザワ

モブの声達

えっ…なに?

モブの声達

ケンカ?

モブの声達

ヤバ…

遠目にヒソヒソと噂されているような…

ガシッ

ん? えっ…樹?

ここから離れよう…

掴まれている手首が、力強くて熱い…

こうなる前にも

何度か、腕を掴まれたりとか、肩を掴まれたりなんって事は、あったのに…

ここまで熱いとか…

考えた事もない

意識してなかったから

樹とは、気の合う親友

チラッと
後ろ姿の樹を見上げる。

相変わらずカッコいい…

今日だって… 同じ講義を受けてたコ達から カッコいいって、 言われてた。

本当に… 聞こえてないのかなぁ?

僕のこと見てたって言っていたけど…

ねぇ…

ん?

樹って…

こう言う風に動けるんだ…

こう言う風に?

いつもは、なんって言うか…

あんまり

自分からは行かない? 的な?

あっ…えっと…

いいよ。
気を使わなくても、その通りだし。

なんって言うか…

高校の頃の部活も、 個人競技ではあったけど… ライバルって言う存在は、 やっぱりあって…

無意識な比較とかね…

それでも、最後は自分だって感じで…

冷静になろうって
考えると…

一歩下がって、
俯瞰して見る癖がついているのかも
知れない…

メンタル…的?

そんな感じなか?

そんな樹が、僕を…

/////////

凛?

また顔を真っ赤にさせて…

本当、可愛い

そう言う顔されると 収まるものも、 収まらないんだけど…

…煽ってる?

へぇ…?

ギュッ

って 掴み直された腕は、 樹に引き摺られるように

僕らは、通路を進んでいく…

ちょっと樹!

逆に 無言が、怖いんだけど

腕…

痛いよ…

なんか… 怒らせるようなこと 僕、 言った?

ガチッ ガタンッ ガチンッ

バタンッ

そこは… 明かりもないと薄暗くて… 段ボールとか無造作に置いてある。 倉庫みたいな部屋で…

樹?

あの煽るとか…

なに?

やっぱり

無自覚?

なにが?

じゃなくて…

ここドコだよ!

目的不明の資料室

書類に書かれてる
日付が、一昔前のやつばっかりだって…

それに…

外も内も鍵、壊れてるから。
開け方にコツがいるんだって…

へぇ…

知らないヤツの方が多いとか…
内緒の場所だとか
言われてるらしい…

ドアノブに手を掛けたけど…

ビクともしない。

フワッと樹の影と雰囲気が、覆いかぶさる。

樹…

スッと首筋に感じたのは、唇の感触で、

キスされてるのか
されてないのか…

くすぐられる感覚のまま唇は、耳元に…

甘噛されて僕は、
小さく声を上げる…

執拗に甘噛とキスを、繰り返され…

最後に舌で甜め回されるとられると…

立ってられなくなって キスされて ドアに押し付け られるみたいに 膝でグリグリされて…

ま…待つて

立ってられないからぁ…

グリグリされて… 押し上げるみたいに膝に 擦り付けられて…

ジンジンする…

ん…っ

トサッて、床に倒れても樹は、キスを止めなかった。

クチュ

んん~…

ハァ…

あぁ… やっぱり。 樹のキス 気持ち良い…… ヤバい…

…!っ

僕はまるで、
キスを止めない欲しいみたいに…

樹の名前を呼んだ。

モブの声達

ザワザワ

そこは、
ドアを開けたら大勢の人が通る通路で…

誰も、そのドアの向こうなんって気にしたりしない。

どんなに喘いでも…

心臓の、音がうるさく響いても…

その音は…

僕達にしか
聞こえない…

アッんっ…

熱い息を吹き掛けられるような感覚に
僕は、自分から樹の頬に手を伸ばしキスした。

歯止めってのは、 誰でも、直ぐに 効かなくなるものなのかも 知れない。

余裕のない樹を もっと見てみたいとかさぁ… 僕も、相当… 余裕がないらしい…

服を捲られて ヒタッと這わさらた手の平の熱さと くすぐったいさに 変な声を上げてしまう。

服…

脱がされる

あっ…

キスの場所が、
唇だけじゃなくて
首筋に肩に移りながら…

胸わ吸われる。

やぁん…

くすぐったいから…

咄嗟に樹の肩を攫む

力が入らないから樹は、そのまま僕を押し倒す。

ピクッてなってる

////////んっ

舐めながら言うな!

…ンっ

吸われただけで…
気持ち良いとか…

また頭が
ボーーッとしてくる

樹の唇で
はむって、
さらるのも気持ち良い…

ぃやぁ…んん…

って口に出しているのに…

身体は

もっと

もっとって
樹を待っている。

ペロッ

ひゃんん…/////

ドキドキが、 ドクン。ドクン。 と… 僕を揺り動かす。

ハァ…ハァ……
ぁあんっ

樹…

ん?

この前も…胸舐めてたけど…

あの…

美味しかったりするの?

プッ

//////////

吸うとプクってなって…

噛むとピンクから赤くなる。

生々しい!

そこが、可愛い

んっ…樹…

キスに気を取られていると 樹の指先が 僕の下着の中に入れられてくるのが分かった。

やっぱり
グチャグチャ…

仕方ないだろ!

凛って、反応しやすいよね

ドクンッ

可愛い…

スルスルと伸ばされてくる樹の指が、グリグリと奥に押し込まれていく。

ビクンッ

ズプンッ

ハァ…ハァ…ハァ…
あぁんっ…ゃあぁ…

凛の気持ち良い所…
教えて…

耳元で囁かれると

変な声が、漏れ出てくる

グチャグチャッ

〜〜…んぅん…

足持ち上げるね…

ズプズプッ

ぁぁあん…んん〜

この辺なんだ…

指で…擦るな!

/////////あぁんっ

やっぱりここ…かな…

ゃぁん…そこ…

気持ち良い…

ブルルッ

凛の身体は、ドコも正直だよね…

ハァ…あぁんっ…

ズプズプン"

ぁ…アンッ…
や、そこは!

なに?

い…

グリっ

イ…ちゃう!

あぁんっ!

ビクンッ

ハァ…んっ…

ハァ…ハァ…ハァ…

いつきぃ…

あぁ…

これは…

収まりそうもないかも…

可愛い凛が、乱れてて…

息が荒くて

振るえてて

樹ぃ…

そうやって
何度も名前を呼ぶのは、求めてくれるから?

そんな勝手な解釈をしそうになる。

ハァ…ハァ…

凛…

えっ……

シてもいい?

シても?

ここで? (学校)

えっ…

凛さえ良ければね…

えっと……

その…

ぁああんん〜っ

樹の指が、熱くて…

お腹が、前よりも

ジンジンする…

クイッ

んん…ぁあんっ…

早くして…

俺も余裕ないから…

…樹…

親友だと思ってたヤツと寝てたら突然襲われました

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