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やほ〜!いふまろだよ〜!

こんにち〜なむなむ!あなたの心に極楽浄土〜どうもほとけこといむくんです!

あれ、また主いないじゃん

もう始める?

おう、呼ぶのだるいから

じゃ、注意お願いです!

はーい

本人様関係ないよ 微BL注意だよ(今回はないよ) オリジナル奇病ありだよ (花吐き病と無愛生症候群だよ) 青組だよ 今回ちょっとグロ注意だよ 地雷さん苦手さんアンチさん 回れ右 なんでも平気さんは〜

いってらっしゃい

(なんでもないわけない…)

(あんなに焦ってるいふくんみたことないし、絶対動いてた)

…それとも、ほんとに僕のこと…

(いや…そんなことは…)

…調べてみよう

きっといふくんなりに見せたくない理由があるはず…

なんで…

もう…ここまで…?

(きっと気持ち悪いとか思われたんだ)

もうやだ…

切りたい…

…切ったら…なくなるかもしれない!

カッター…ない

包丁…キッチン…

呟きながら、キッチンへむかう。

包丁…ほうちょ…

いふくん…?

彼はまっすぐキッチンの方へと向かっている。

いふくん?何してるの…?

かなり大きな声で言ったのだが、聞こえていないようだった。

ほ…ちょ…

なにしてんの…?

(とりあえず止めなきゃ)

彼が何をしようとしてるのかは分からなかったが、 止めなければ行けないような気がした。

急いでキッチンにむかう。

包丁…包丁…

包丁とって…なにしてんn

次の瞬間、彼は包丁を自分の腕に刺した。

はっ…?なにしてんの!?

切らなきゃ…切らないと…

ねぇ、いふくん!やめて!!

急いで包丁を取り上げようとしたが、

返せ!!!!

すぐに取られてしまう。

ねぇ、だめ!!切らないで!

うるせぇ!離せよ!!

包丁を持ってる方の腕を掴み、包丁を取ろうとするが、

うあああああ!!

彼は包丁を自分の腕目掛けて投げた。

危なっ!!

咄嗟に、何も考えずに、自分の腕を突き出した。

グサッ

いた…ぃ

そこで彼は目を覚ます。

っ!え、あ?

おま、なにして…?

まぁ驚くだろう。

気づいたら自分はキッチンにいて、 腕に包丁が刺さった相棒、 手を振り上げている自分、 両者の腕から流れでている血。

っ…!

あとから声にならない痛みが彼を襲う。

そして、水色の彼の呼吸が荒くなる。

いっ…はぁっ、はあっ

なんで…?なんでこんなに血が? 俺が…やった?俺が? でも…なんで俺も、血が…?

なぁ、…これ…俺が、やっ、た…?

っそ、そうだけど…大丈夫だから

無理矢理笑顔を浮かべる彼。

自分の心が罪悪感で満たされる。

っごめん…ごめん

止血、しなきゃ

と、思ったものの、自分でも痛みが酷くあまり動けない。

…、ほとけ、あっちのソファーまで行ける?

…なんとか、

(お姫様抱っこ)

苦しそうな顔をしている彼。

自分も腕が痛いので、持つのがやっと。

なんとかソファーに寝かせ、救急セットを取ってくる。

ごめん…ほんまにごめん

大丈夫だって…wきにしないでよ

…ごめん

自分の腕に刺さっていたら良かったのに。

そもそも俺があんなことしなければ。

いや、この刺繍を気にしていなければ。

最悪だ。怪我をさせた。ほとけに。

ないこに怒られるかな。

それ以前になんて話したら。

何をどう話したって、俺が100%悪い。

こんなんだからダメなんだ

いつも自分勝手で。

先のこと考えられなくて。

こんなんだから夜明さんにも…

…っ

吐き気が押し寄せてくる。

ダメだ。ここではいたら、だめ。

いふくん…?大丈夫?

いま…はなしたらっ…

ぅ…だい、じょぶ

もっと吐きそうになってくる。

バレてたまるか。

これ以上こいつに知られたくない。

(大丈夫…大丈夫、大丈夫)

段々と収まってきた。

(…良かった)

はい、これでもう大丈夫だと思う

ん、…ありがと

いふくんも手当しないと…

…俺は大丈夫。

痛くないし…

治るかもしれないしボソッ

…ねぇ、僕、調べてみたんだよね

…何について?

…その、腕の、やつ

…ああ

合ってると思うし…誰にも言わないなら

言わないよ、

じゃ、せーので言おうぜ!

おっけー

せーの

青組

無愛生症候群

ほら、やっぱり合ってた

検索したら1番上に出てきたんだよね、

まじ?そんなに有名なのか

うーん…どうなんだろうね

まぁ、周りにいねぇしな

聞いたこと無かったし…

うん…

で、誰のこと好きなの?

は?

え、だって愛を感じられないと考える、または感じられなくなったらかかるんでしょ?

必然的に!好きな子いるでしょ!

い、いねぇから!

なんでそうなんだよ!

だって、無理な恋愛みたいなのあるじゃん。

痛いとこついてくるなよ。

実際叶わないんだから。

例えば、推しのリアコになったとか。

その通りなんだけど。

それだったら俺がヤバいやつだから。

ねぇー!おしえて〜!!

言うかあほ!

あ!てことはいるんでしょ〜!!

っせぇ!関係ねぇから!

だって治さなきゃ…

死ぬんだろ

まだなって一日だから、充分時間はある

治せばいいんだろ?

最悪、死んでもしゃーない

そんなこと、言わないでよ

どうせ叶わない恋なんて、しなきゃ良かったのに。

…なんで恋なんて…しちゃったんだろ…

……いいんじゃないの?

え?

いいと思うよ

何が?

リアコでも叶わない恋でもなんだっていいんじゃないかな

だって、僕らのこと好きな子なんていっぱいいるわけじゃん?

その子が何歳だろうとどんな子だろうと、好きでいてくれるわけじゃん

それってすっごい幸せな事じゃない?

ずーっと好きでいてくれてる子がいる

僕達に気付いてもらいたくて頑張ってる

めっっちゃ可愛いじゃん!

だから僕は別に変とか思わないし

気持ち悪いとか言う人じゃないからさ

リスナーちゃんはいいのにいふくんはだめって、それこそおかしいでしょ

なんなんだこいつ、

すっげぇいいこと言うじゃん。

分かってくれるんかな

受け止めてくれるんかな

…ま、引かれたら引かれたで仕方ないか

ほんと、優しいよなお前

お前に任された理由がよく分かるよ

それは僕はわかんないけどね

…配信者のさ、夜明って子知ってる?

えっと…最近有名になった子だよね

うん。

いざ言うとなるとめっちゃ躊躇うな、

言わなきゃ…

…なるほどねぇ〜全然いいんじゃないの?

え、俺なんも言ってない…

言いづらいでしょそういうの。何となく察した

…ありがとな

こういうのが無意識にできるからいいんだろうな。

ぴーんぽーん

お、

みんな来た〜!

あ、おま、その傷隠せよ

いふくんもね?

俺は大丈夫だけどお前はバレそうだから…

はぁー?僕だってそれくらいできるから!

いつも隠し事下手なくせに?

それは違うから!

どう違うんだよ!

バレたら終わるんだぞ俺の人生!

絶対ばらすなよ!

だって結構やばいでしょ!ばれるようなことしない!

マジでばらすなよ!いいな!?

わかったって!

そう大きな声で言い合いながら、玄関へと向かった。

おかえりなさい!

今回はここまでです!

それでは、また次回作で!!

【青水】君と花びらと僕の病【完結済】

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青組…とおとい… 仏の前で花吐病行ってくれないかな… ←(馬 鹿)

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