この作品はいかがでしたか?
41
この作品はいかがでしたか?
41
るぅと
るぅと
菜乃
…私の考えたストーリーはこんな感じだ。
私の前の街は田舎で、イノシシなどの獣が頻繁に出ていた。
いつかの日、私が森の入り口で遊んでいたら偶然。獣に遭遇してしまった。
そして、その獣を狙った猟師が発砲して喉をかすめた…
それが私の想像のストーリー。
菜乃
菜乃
菜乃
菜乃
菜乃
菜乃
ジェル
菜乃
本当は殺し屋を始めたばかりの頃。
あれは…そう。他の組織と敵対した時に 銃で発砲された時にできた。
ある意味、それだけで済んだのが奇跡だった。
…私はあの時7歳。
小学生で言う2年生だ。
当然、無傷で帰るなんてできなかった。
…ただ、早く負傷して良かったと思う。
私が抜けた後、争いは激化。
結果、両組織和解ということになったが… 被害は予想以上にひどかった。
莉犬
莉犬
菜乃
菜乃
ころん
ころん
ころん
さとみ
菜乃
菜乃
るぅと
菜乃
菜乃
ジェル
莉犬
莉犬
菜乃
ころん
菜乃
さとみ
さとみ
菜乃
菜乃
菜乃
さとみ
さとみ
さとみ
菜乃
そんな話、聞いていない。
今回みたいな潜入捜査の場合、あらかじめ色々な情報を伝えられる。
どこに住んでいるのか、どんな仕事をしているのか…など。
でもこんな情報はなかった。
…何かがおかしい。
高層ビルに住んでるなんて事も知らなかった。
何か、裏があるのか__?
菜乃
菜乃
さとみ
莉犬
母親
あの2人は生まれたときから一緒の幼馴染みだったんだ。
だけど…ある日、るぅとの両親が蒸発したらしいんだ。
最悪なことに親戚もいない。
それで、1番交流が深かった莉犬の両親が引き取ることになったらしい。
…が、莉犬の父親が他界した。
子どもを守って車に轢かれたらしい。
それで、あいつらの母親は豹変した。
家事や仕事をしなくなって、2人に手をあげ始めたらしい。
…それで、高校生になったタイミングで上京してきたわけだ。
…作り話じゃない、本当の過去。
久しぶりに聞いた。
…私は、過去の事を話すべきなのだろうか。
さとみ
さとみ
菜乃
私は話すべきなのか?
こいつらは私のターゲット。 殺すべき相手なのだ。
いやでも…そうか。
これから先、殺し屋を続けていくとしたら こういう事も必要になってくるのかもしれない。
だったらまた騙しきってやろう。
あんたらなんかに、私の事を教えてたまるか。
菜乃
菜乃
コメント
2件