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「一緒に監禁すればいい」 そう聞いた所から記憶が無い。
酷い鈍痛があった、のが最後の最後
気付いた時には手を縛られ、 ベットに寝かされている状態だった。
暗いけど暗すぎないから朝だと察し、 体を起こして辺りを見渡す。
床に力なく寝っ転がってる 桃色の髪の子がいた。
起こすべきか、五分くらい悩んだ
その時だった
首が痛いのか手で抑えている。
ふわっと起き上がり俺を発見した
髪を手ぐししながら俺に自己紹介して
すたすたと扉を開ける
そんなわけない、って言いたいけど 口に出すことが出来なかった
桃は扉を閉めてしまった
こんな、桃の匂いが充満した部屋。 彼は何年ここに居るのだろうか
何年「躾」とやらを耐えたのだろうか...
この時、なんとなく察しがついた
きっと幼少期からだ、って
小中学生あたりだと見て、 桃に質問攻めをしていく。
不思議そうに笑う桃。 なぜ笑うか理解しかね、思わず問う
監禁相手のくせに。そう思った
元の原因.. 彼をおかしくさせた原因は桃にある?
とても興味深かった
決めた本心はひとつだった
新米小説家として放っておけない
ここを出たら、このミステリー小説 長編としてかこうかな
桃は驚いて動かなくなる。
痛いところを突かれたらしく、 微動だにもしない
少しの沈黙が続きやっと口を開いた。
期待だけが表に剥き出しになり、 俺にふっと笑いかけた
その笑顔が、頭にこびりついている
裏に何があろうと、その笑顔は本物で 俺にとっては最高の物にしか見えない
「死ぬ理由になる」
まだ遠い遥か先の向こうの話は
きっと実を結び花開く
次から本編です断言します 前置き長くなり申し訳ないです()
前置きないと面白ないかなって ちょっと思ってしまいましてですね