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低く昇った月日が、屋根や木々の葉をやさしく照らしている。
あなたにも、この光は届いてるのかな?
光は何も変えようとしない。
ただそこにあって、私たちの肩や髪に触れるように、静かに側に居てくれる。
生きるのって、疲れるんだよね。
疲れちゃう日、あるんだよね。
愛想笑いとか、誰かに合わせるのだってそう。
上手く生きれているように思えて、心が崩れかけているのかな。
でも、まだ崩れていないでしょう?
だって、今ここにいるもんね。
思い出したくないことや、頭の中でぐるぐる回る不安も、今は少し脇に置いてみよう。
そして、もし気が向いたら、深呼吸してみない?
そうしたら、胸の奥のざわざわが、少しずつ和らぐかもしれない。
窓の外の鳥の声や、優しく撫でるように過ぎていく風、日差しの温もり。
何気ない一瞬が、今日の自分を少しだけ支えてくれる。
光は、私たち全員に届くわけじゃないのかもしれない。
でも、それでもいいんじゃないかな。
だって、生きているんだから。
生きていけてるんだから。
光じゃなくてもいい。
鳥の声はあなたに届くんじゃないかな、青空はあなたを包み込んでくれるんじゃないかな。
どんな小さなことも、あなたの側で寄り添ってくれている。
無理に頑張る必要もないし、急ぐ必要もない。
ただそっと、今の自分を抱きしめてみて。
目を閉じて、あなたの心がじんわり広がるのを感じてみて。
そうしたら、少しは楽になると思うんだ。