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誰かに肩をゆさぶれている気がする
黄
黄
僕はまた寝ちゃってたの?
あたりはすっかりオレンジ色になっていて陽が落ちかけていた
桃
黄
たしか、誰かが一緒にいてくれたような
めまいがきつくて見てないけど、あの声はきっと…ころちゃんだった
桃
黄
桃
黄
黄
桃
何かを考え込むように表情を浮かべるさとみくんを無視して続ける
黄
黄
桃
疑うような目を向けられた。僕の言葉をまるっきり信用していない様子
黄
そう言いかけた時、さとみくんに肩を掴まれた
桃
黄
夢…?
桃
有無を言わさぬ、強い口調。真剣な瞳
さとみくんのこんなに真面目な顔を見るのは、あの時以来だ
そうあの時。
さとみくんとりいぬが何かを隠そうとした、あの時。
桃
腑に落ちないまま、さとみくんに連れられ、家に戻った
頭痛はすっかりおさまって、頭はスッキリしている
だけど、心がスッキリしない
あれは本当に夢だったの?
実際に起こったことじゃなかったの?
そんな考えが頭がぐるぐる回っていた
あれから3日間、毎日のように公園に運んでいる
今のところ、記憶を取り戻す手がかりは夢のことだけ
ここに来たら何かおもいだすかも知れない、小さな希望を捨てきれなくて何気なくここに来てしまった
青
黄
ころちゃん…。
あんなゆめを見たからかな?
まるで、あの夢はほんとに起きたことなんだと言うように
青
黄
青
黄
やっぱりあれは夢じゃなかったんだ…
青
あれ?
黄
なんで?
黄
青
さとみくんは夢だと行ったけど、どうしてもたしかめたかった。 このままじゃモヤモヤして、気になりすぎて落ち着かない
青
黄
夢の中にいた君もひまわりが好きだって言っていたよね
夢の中のころちゃんと目の前にいる彼はリンクする部分が多すぎて、どうしても夢だとは思えない
青
黄
青
とびっきりの笑顔で嬉しそうにいうから、本当のことなんだって信じたくなる
黄
青
青
言葉を詰まらせたころちゃんを不思議に思い、首に傾げる
黄
青
黄
青
プイットそっぽを向いた彼の顔はほんのり赤くて、ますますわからなかった
その夜、頭痛がして早めにベットが入った。 すると、意識が遠のいていく感覚に見舞われた
更新…♡500