コメント
1件
続き楽しみです!頑張って下さい!
帰宅後。急いで自室へ行き、ポケットから スマホを取り出しイヤホンを繋いで 例のゲームに没頭する。
ー2時間後ー
少し目の疲れを感じ、ようやく ゲームの画面から目を離す。
時計を見ればもう2時間経っていた。 一旦アプリを閉じSNSを開く。
いつもは寂しいかな、トーク 通知は0だが、今回は違った。
美風 イヅキ
通知画面には、誰かから友達 登録された後の挨拶メッセージ の様なものが多く届いていた。
しかもおそらく夢ノ咲学院の人達だ。 どういうことだ。俺、嵐としか 交換してなかったのに。
美風 イヅキ
"Izumiがあなたを友達追加しました"
"りつがあなたを友達追加しました"
"真緒があなたを友達追加しました"
"スバル✨があなたを友達追加しました"
・
・
・
…頭が痛くなってきた。そして明らかな 個人情報流出を目の前にして怖く ならないわけがない。
原因…というか犯人は絶対嵐だ。やりやがったな。
ピコン
SNSの新規メッセージが 届いたことを告げる通知音 が鳴る。噂をすればなんとやら、 犯人からメッセージがきた。
なるちゃん♪
疑いが事実に変わっちまったぜ、 おめでとう嵐。お礼といっちゃなん だが、とりあえず返しておこう。
美風 イヅキ
さーて、明日問い詰めて やらないとな!平穏な 生活が離れていきそうだ! ははっ!
朝。いつもより少し早めに登校した。 嵐はいつも早くに登校しているのを 知っているからだ。
早速教室に嵐の姿を見つけ、問い詰め を開始した。
美風 イヅキ
美風 イヅキ
嵐
美風 イヅキ
嵐
俺の話を聞かず、しまいにはなんだったら モデルさんになっちゃう?とかいう頭のおかしな ことを言い出したので、問い詰めは諦めて、
もはや無視することを心に決めた。 こいつは頭がおかしい。
嵐を無視し、自分の席へとヅカヅカ 歩く。この時の俺は嵐レベルで面倒 くさい奴がいることを忘れていた。
凛月
変な奴から逃げた先にはまた変な奴 が待っていた。朔間くんという強敵 である。朔間くんも嵐同様、
どういうわけか俺に絡んでくるのだ。
凛月
美風 イヅキ
何となく嫌な予感を察知し、一旦思考 を停止させる。こいつもKnightsだ。
Knightsにはまともな奴がいない ことを身をもって知っている。
そして今は早朝なのに、いつも遅刻 ギリギリな朔間くんが教室にいる時点 で赤信号が点滅している。
おそらく今日が明日は槍が降る。
凛月
美風 イヅキ
凛月