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帰宅後。急いで自室へ行き、ポケットから スマホを取り出しイヤホンを繋いで 例のゲームに没頭する。

ー2時間後ー

少し目の疲れを感じ、ようやく ゲームの画面から目を離す。

時計を見ればもう2時間経っていた。 一旦アプリを閉じSNSを開く。

いつもは寂しいかな、トーク 通知は0だが、今回は違った。

美風 イヅキ

えっ!!?

通知画面には、誰かから友達 登録された後の挨拶メッセージ の様なものが多く届いていた。

しかもおそらく夢ノ咲学院の人達だ。 どういうことだ。俺、嵐としか 交換してなかったのに。

美風 イヅキ

(交換というか半ば強制だった)

"Izumiがあなたを友達追加しました"

"りつがあなたを友達追加しました"

"真緒があなたを友達追加しました"

"スバル✨があなたを友達追加しました"

…頭が痛くなってきた。そして明らかな 個人情報流出を目の前にして怖く ならないわけがない。

原因…というか犯人は絶対嵐だ。やりやがったな。

ピコン

SNSの新規メッセージが 届いたことを告げる通知音 が鳴る。噂をすればなんとやら、 犯人からメッセージがきた。

なるちゃん♪

みんなにイヅキちゃんのLINE教えて
って言われたから教えちゃった!

疑いが事実に変わっちまったぜ、 おめでとう嵐。お礼といっちゃなん だが、とりあえず返しておこう。

美風 イヅキ

明日覚えとけよ

さーて、明日問い詰めて やらないとな!平穏な 生活が離れていきそうだ! ははっ!

朝。いつもより少し早めに登校した。 嵐はいつも早くに登校しているのを 知っているからだ。

早速教室に嵐の姿を見つけ、問い詰め を開始した。

美風 イヅキ

おはよう嵐。

美風 イヅキ

さあ、昨日の事件について詳しく
話してもらおうじゃないか。

おはよう、イヅキちゃん!そんな怒ら
ないで?怒ったらせっかく綺麗なお顔
が台無しになっちゃうわよォ?

美風 イヅキ

話聞けよ!今そんな話してないんだよ!

イヅキちゃんくらい顔が綺麗な人って
中々いないと思うわよォ?いるとした
らモデルさんくらい!

俺の話を聞かず、しまいにはなんだったら モデルさんになっちゃう?とかいう頭のおかしな ことを言い出したので、問い詰めは諦めて、

もはや無視することを心に決めた。 こいつは頭がおかしい。

嵐を無視し、自分の席へとヅカヅカ 歩く。この時の俺は嵐レベルで面倒 くさい奴がいることを忘れていた。

凛月

あ、イヅキ。おい〜っす

変な奴から逃げた先にはまた変な奴 が待っていた。朔間くんという強敵 である。朔間くんも嵐同様、

どういうわけか俺に絡んでくるのだ。

凛月

ねぇなんで無視するの?俺寂しいんだけど

美風 イヅキ

ご、ごめん!!!

何となく嫌な予感を察知し、一旦思考 を停止させる。こいつもKnightsだ。

Knightsにはまともな奴がいない ことを身をもって知っている。

そして今は早朝なのに、いつも遅刻 ギリギリな朔間くんが教室にいる時点 で赤信号が点滅している。

おそらく今日が明日は槍が降る。

凛月

別に謝らなくたっていいんだけどねぇ。
まあいいや。イヅキ、ちょっと付き合
ってよ…♪

美風 イヅキ

ど、どこへ?

凛月

決まってるじゃん♪

モブアイドル…のはずなのにどうしてこうなった?

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