小瀬 柚子
さ。まずは、戦力の確認しよう。
河江 勇真
あのときは3000人と言ったが、今調べた新情報だと6000人ちょいでした。
山波 蒼生
増えたね。
小瀬 柚子
多分、何処かの組を吸収したのよ。
河江 勇真
1つの倉庫に1000人がいると情報はありました。
山波 蒼生
倉庫1つに1000人。残りの3000人は、何処に行ったのだろう。
河江 勇真
きっと、何処かの倉庫には1000人以上が集まっているはず。
小瀬 柚子
どうするか。
河江 勇真
取り合えず、攻めこみましょう。明日、夜九時決行で。
山波 蒼生
賛成。
小瀬 柚子
連絡しておいて。
河江 勇真
分かりました。
山波 蒼生
お嬢。総長は、どうしてるの?
小瀬 柚子
え?
山波 蒼生
さっきは、誤魔化したけど、どうして経営から退いてるのかを知りたい。
小瀬 柚子
総長は、私の父親"だった"
小瀬 柚子
けど、母が死んでから、この組の経営から退き、私に託した。絶対に、元に戻す。毎日連絡してる。それでも、戻ってこない。
河江 勇真
そうだったんですか。
山波 蒼生
辛かったでしょ?
小瀬 柚子
私はね、ここの姫になれて嬉しかった。
小瀬 柚子
けど、蒼君とゆう君がゆーちゃんって呼ばないの凄く嫌!お嬢じゃない!ゆーちゃんがいい!
山波 蒼生
元に戻していいの?
小瀬 柚子
うん!命令!
河江 勇真
分かりました。
山波 蒼生
分かったよ。ゆーちゃん。
小瀬 柚子
あと!ゆう君は、タメで!命令!
山波 蒼生
だってよ。副総長。
河江 勇真
分かったよ。ゆーちゃん。
小瀬 柚子
うん!
次の日の朝
小瀬 柚子
おはよう。
山波 蒼生
おはぁ。
河江 勇真
訓練いかない?
小瀬 柚子
さんせー!いくいく!やりたい人呼んで!
山波 蒼生
おれ呼んどくよ。
河江 勇真
じゃあ、9時に倉庫集合ね。
小瀬 柚子
はーい!