ずっと二人並んで育ってきた いや、ナムジュナは一歩後ろを歩いてきた 身分差があるからか ナムジュナと仲良くしすぎるのを止められていたし あくまで僕とナムジュナは 主従関係であると言われてきた でも、今の歳になったら 部屋は自分だけの部屋だし 部屋には二人きりだから文句を言う人はいない でもナムジュナはちゃんと一本線を引いているからか 敬語が外れることはなくて
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
敬語を使うナムジュナに 使うなと文句を言うのが 僕の日常で そばにはずっとナムジュナがいて それが、当たり前だった 融通がきかなくても 僕はナムジュナといるのがやっぱり楽しくて 安心して、嬉しかったから 小さい頃からの幼馴染で親友 僕は、ずっとそう思ってるのにな
ナムジュン
ホソク
王子らしい豪華な服に着替えさせてもらって ナムジュナの準備した荷物を そのままナムジュナが持って 僕らは外に出て 馬に股がった 今日、僕は父さんからの命で 商談のために 隣国に向かうことになっていた 僕の国は南の国 医療が発達してて 国民の半分は医師として 働けるくらいの知識がある 他の国へ働きに出ている国民も多くて 食いっぱぐれている貧民はほぼいない そう、国を作り替えたのが 僕の父、現王だ そしてこれから向かうのは 隣国である東の国 武力が東西南北の中で 一番優れている国 今日はその武力と医療を 交換しあって助け合おうと あちらの王子と人員の数や お互いの利益について話に行く 他に、西の国は海の幸や 育ちやすい地形のおかげで 食の国として知られている 最後に北の国 あそこは近づいては行けない場所 所謂全ての闇が集まった場所 暗殺や盗み、詐欺など 犯罪で成り立った国だ だから、要注意の国である その北の国のこともあるし 僕は王子だから 僕とナムジュナ以外にも 周りには側近がいて その皆に囲まれながら 僕は隣国を目指しているけど ぶっちゃけ狙われたことは ほぼ無いに等しいし 僕に届く前に、ナムジュナや他の護衛が潰してきたから 特に心配はしていない 本当は僕は移動小屋みたいなのに入って まったりするのが王族として普通なんだけど 馬に乗りたいとわがままを言って 今こうしている だって籠の中に一人みたいなの 嫌なんだもん ナムジュナも一応護衛だし 分家だから位も高いし 僕と乗車してもいいはずなのに 頑なに僕と同じ立場になろうとしないから 本当に困ったものだ そんなムキにならなくても ってたまに思う
部下
ホソク
ジンヒョンはこれから向かう隣国の王子 僕ともよく話す仲で 文通もしてるし 商談と言いつつも ほぼ遊びに行っているようなもの
ホソク
部下
ホソク
ジョングガはジンヒョンの実の弟 次の王はジンヒョンだから ジョングガは弟として ナムジュナのように 近くでジンヒョンを支えようと 守られるべき王族なのに 第一線で戦いつつ ジンヒョンを守る護衛として尽くしている
ナムジュン
ホソク
ピクっと横を見るナムジュナ 何かあるのかな
ナムジュン
ヒュッッ!! と音が聞こえて
ナムジュン
バキッと木を折る音
ホソク
ナムジュン
部下
ホソク
今、目の前になにか飛んできて それで それをナムジュナが掴んで ナムジュナの手にあるのは 矢……?
めっちゃ中途半端に切ってすみません🙇♀️ 急にこういう系の書いてみたくなって 勢いで書きました😂
コメント
4件
わぁぁぁぁぁぁぁ!!(?) もう最初の部分を読んだだけで、神作の予感しかしないです✨️ ナムさんは真面目だからなぁ…( ̄▽ ̄;) ど、どうなってしまうんだ!? 次回も楽しみにしております! ご自分のペースで頑張ってください(๑•̀ •́)و✧