部下
部下
部下
何が起こってるか分からなかった ただ、ナムジュナばかり見てた ナムジュナが大丈夫って言ってくれたら 僕は大丈夫になれるから でも、ナムジュナは 僕の方を見てくれない
ナムジュン
部下
ナムジュン
ナムジュン
部下
ナムジュン
こっちを見ずに ずっと警戒態勢を引くナムジュナ 怖くて、こんなの初めてで 緊張感に心臓がドキドキと脈打つ
部下
ホソク
隣の側近が矢に撃たれて落馬する
ナムジュン
ホソク
ナムジュナの肩にも矢が刺さり それでも怯まずナムジュナは僕の前に回る
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
そう言ってナムジュナは 僕の馬のおしりを叩く すると勝手に走り出すから 振り返りながらも 僕を守りながら一緒に走る側近達の 声も聞こえないくらい 後ろのナムジュナに必死だった
ナムジュン
また矢に撃たれたナムジュナは そのまま近くの茂みに 馬ごと突っ込んで行って その後、そこから血しぶきが溢れて
ホソク
部下
涙を流しながら僕は 前に進むことしか出来なかった
隣国に着くと 先に伝者により話を聞いていたジンヒョンの軍が僕を迎え入れてくれて 中に入れば 焦ったジンヒョンとジョングガがいて 僕はジンヒョンの肩に抱きつくように手を置いた
ホソク
ジン
グク
ホソク
ジン
ホソク
グク
グク
ジン
ジン
グク
僕に優しく微笑んで ポンと叩いたジョングガは 走って馬に乗っていってしまった それからは 呆然と待ち続けてたから 商談も何もかも 頭に無くて ただ、ナムジュナのことばかり考えてた 動揺してたんだ ナムジュナが僕のために 僕の前で怪我をしたのは 初めてだったから 矢、痛そうだった あんな勢いで飛んでくる矢を 鷲掴みしたり 刺さっても耐えたり 心配だし… 苦しくて仕方ない ナムジュナが凄いのは知ってるけど でも、あんな弓使いと どこの誰かも分からない刺客 それに一人で相手するなんて…
グク
ホソク
グク
ホソク
グク
ホソク
グク
グク
ホソク
ジン
ホソク
ジン
グク
ホソク
グク
ホソク
何を言っても どんなに足掻いても ナムジュナは多分入れてくれないし 会ってくれない それに僕は今 王子として 商談をしにここに来てる 仕事はちゃんとしないとダメだ……
ホソク
ジン
というかナムジュナは何で国に戻らないんだ 僕の国は、医療が他の国より長けている だから、国に戻って 僕の国の優秀な医者に診てもらえばいいのに なんで医療部屋で 自分で手当してすぐここに戻ってくるようなこと……
ジン
ホソク
ジン
ホソク
ジン
東西南北と大きく分かれていても 小さな国々は三百以上あって 僕の国も、数々の国を 大きくまとめている首都に過ぎない その小さな国々から 最近土地や国力を得ようと あちらこちらで戦争が起き始めているから 今回この話が出た それに、 さっきみたいに 僕を殺そうとする刺客も 多分他の国の刺客だし… ジュナはどこの国か 分かってそうだったけど。
コメント
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わぁぁぁぁぁぁ!(毎回叫んでる ナムさんどうなったの!?( Ꙭ ) ホソクさん心配ですよね…😭 毎回毎回ドキドキハラハラして読んでます! 次回、どうなるんだろう… 楽しみにしております💕 ご自分のペースで頑張ってください(ง •̀_•́)ง