テラーノベル
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橘 花蓮
橘 花蓮
直ぐに裏切られたからこそ怖い
恋だって、人間関係だって全部
影と同じようにすぐに消えていくのだから
潔 世一
潔 世一
それでも、潔君は断らなかった
顔が赤く染まりながらも、真っ直ぐな瞳が
真実だと語っているかのように
橘 花蓮
橘 花蓮
でも私は、そんな事よりもこの状況をどうにかしたかった
凪 誠士郎
歓声が上がっていたのが今、目線が冷たく感じる
橘 花蓮
橘 花蓮
橘 花蓮
どうでも良く感じてしまうと共に
この状況から抜け出したくも思った
御影 玲王
御影 玲王
凪 誠士郎
その言葉を聞いた瞬間
橘 花蓮
橘 花蓮
砂糖のように甘く溶けてしまった
いや違う
ロケットランチャーが城を一発で落とされる感覚
潔 世一
凪 誠士郎
これが…好きって言って貰える感覚
御影 玲王
御影 玲王
まるでふんわり柔らかい綿あめのようだ
御影 玲王
潔 世一
潔 世一
橘 花蓮
橘 花蓮
私は、この時恋焦がれる気分へと陥った
御影 玲王
御影 玲王
その隣で、突如御影君が歩み出した
御影 玲王
凪 誠士郎
御影 玲王
凪 誠士郎
凪 誠士郎
御影 玲王
御影君は、満面の笑みをしながら凪君とその場を後にした
潔 世一
橘 花蓮
そして、残された私達で前へと追いかけた
星宮 瑞月
油気のないサラサラとした髪が光に反射する
橘 花蓮
橘 花蓮
さっきのを思い出すだけ、グルグルと頭が回る
潔君がいう好きは、凪君とは違う
ふわふわしたものじゃなくて、重いようで軽い
ワインのような感じだ
星宮 瑞月
橘 花蓮
橘 花蓮
視線も辛くて、後からは目を合わせなかった
星宮 瑞月
橘 花蓮
星宮 瑞月
橘 花蓮
橘 花蓮
橘 花蓮
そう1人で抱え込んでいると
糸師 凛
見覚えのある低音の声
橘 花蓮
何となく、前世を思い出してしまう
糸師 凛
橘 花蓮
橘 花蓮
ただえさえ、目が合うだけでも気まずいのに 隣の席に座るということになるともっと気まずい
橘 花蓮
糸師 凛
橘 花蓮
枯れた空に1輪の花だけが微かに揺れた
第23話はいかがでしたか?正直、上手く書けませんでした💦 あと、体育祭編を3話構成でいくという話だったんですけどあと2話ぐらい増やします!
次回もお楽しみに♪ NEXT⇒♡200
コメント
4件
例えが神ッ!
神っ…