糸師 凛
正直俺はこの時何処か緊張していた
橘 花蓮
頭の中で過ぎる焦りの感情
言葉の選択を誤っていないか
俺の気持ちが届いているか
糸師 凛
糸師 凛
橘 花蓮
彼女は微笑をしながらも、否定した
本当の笑顔なのかそれとも偽りの笑顔なのか
思慮が浅い俺がみっともなく感じる
橘 花蓮
曇った顔でキラキラと光る砂を見ながら呟いた
橘 花蓮
橘 花蓮
橘 花蓮
橘 花蓮
糸師 凛
糸師 凛
確かに、普通の奴は責めるだろう
脳が詰まってない奴、非常識な奴はな
糸師 凛
糸師 凛
糸師 凛
脳裏でふと思い出す
"にぃちゃんとの昔の記憶"
橘 花蓮
橘 花蓮
橘 花蓮
糸師 凛
糸師 凛
糸師 凛
糸師 凛
俺なりのあの時を振り返り、考え出した答えだ
糸師 凛
糸師 凛
橘 花蓮
人の思考なんて分からない
ただ、知っているフリをして逃げてるだけだ
糸師 凛
こいつの過去も状況も何も分からない
これが精一杯だ
それでも"届いて欲しい"
この言葉がこれからを導く光になると願う
橘 花蓮
橘 花蓮
橘 花蓮
橘 花蓮
橘 花蓮
その優しい涙を含んでいるような真っ直ぐな瞳
橘 花蓮
橘 花蓮
飛び上がって喜ぶ姿が砂埃が舞う中でもくっきり見える
それでも俺は、彼女の方に惹かれていた
糸師 凛
糸師 凛
糸師 凛
糸師 凛
俺の胸全体に緑と赤が混ざり合う
暖かくて、"あの時"と一緒の感覚だ
橘 花蓮
橘 花蓮
糸師 凛
彼女はそう言って、俺の頭を撫でた
気が狂いそうな感覚で、顔が火照ってしまう
でも、その時見せた笑顔は、本当の笑顔であると実感した
第24話いかがでしょうか? 今回は凛ちゃんでの視点で書きました!
口調やばすぎて、笑ってしまいそうw 次回もお楽しみに👍🏻 ̖́-
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コメント
11件
凛ちゃん好きすぎてヤバい
おいおい、涙腺と口角(最後)持ってかれたぞ?