赤 受 け ໒꒱

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三男のりぃぬは昔から甘えるのが下手だった

下手というか、甘えることが出来ないと言うか、

まあ原因が、

次男のせいでもあるんだけどね、

弟のころんを抱き抱えて頭を撫でる

ころんはりぃぬと違って甘え上手

ほぼ毎日僕を独占して

甘えてくるお兄ちゃん大好きっ子なんです

それと、なぜかころんはりぃぬを嫌ってるらしい、

りぃぬが来るところんはあからさまに嫌な顔をする

りぃぬは体が弱いから

寝たきりが多いだけ、

ころんはまだ小さいからそれがよく分かってないんだろう

そういってりぃぬは自分の部屋に帰っていった

せっかく甘えようとしてくれてたのに、ころんったら、

これで許しちゃう僕も僕だけど、

ころんは今日修学旅行で帰ってこない

だから思う存分りぃぬを甘えさせてあげたいんだけど、

今にもなくなりそうなその小さい体を揺らす

宝石のような左右違う色の瞳を持つ

太陽の光に照らされた赤髪はとても綺麗で、

って言ってる場合じゃなかった、

まだ完全に目が覚めてないりぃぬを抱き抱える

あんまり甘えたことないもんね

だからこそ甘えて欲しい、

ころんのこと気にしてるのかな、

ころんが僕にりぃぬを近づかせないようにしてるから、

僕の膝にりぃぬを誘う

躊躇いながらも僕の膝の上に乗る りぃぬ

僕の弟かわいいなぁ、

僕は後ろからりぃぬを抱きしめる

そういうりぃぬを無視して言葉を続ける

りぃぬからのすきなんていつぶりだろうか

嬉しさのあまりりぃぬを強く抱きしめていたみたい

これからも弟達を愛していこうと思いました、

^^