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アランコンティに案内されるまま、森を抜け、再び灼熱の砂漠に足を踏み入れる。
空から浴びせられる日光、生暖かい風、そして蜃気楼で浮かんでくる白いモヤを遠い目で見ながらここに戻ってくるのは3日ぶりかと考えながらひたすら足を動かしていた。
パイモン
アランコンティ
パイモン
アランコンティ
パイモン
スカラマシュ
パイモン
旅人(空)
エウルア
旅人(空)
パイモン
エウルア
アランコンティ
そういうと先頭を切っていたアランコンティが突然こっちを振り向いた。
アランコンティの背後には砂岩でできた門のようなものと冠を被った砂像が両端に置いてあった。
殺風景な大地だが、存在感を放つ門構えはかつてのキングデシェレトの王国の威信を存分と表現している。
パイモン
アランコンティ
パイモン
アランコンティ
パイモン
アランコンティ
パイモン
パイモン
パイモン
聖顕殿は壁周りに神殿が3つ、空中に浮いている神殿が1つある。ど真ん中には大穴が空いていて、そこは底が見えない程深い。
アランコンティ
パイモン
ナヒーダ
スカラマシュ
ナヒーダ
スカラマシュ
ナヒーダ
呆れているスカラマシュを無視して、ナヒーダが崖から飛び降りていく。
スカラマシュ
続いてスカラマシュも勢いよく飛び降りて行った。
エウルア
パイモン
旅人(空)
エウルア
空が風の翼を展開しながらエウルアを掴んで底へ消えていった。
残ったのはパイモンとアランコンティだけだが......。
パイモン
アランコンティ
パイモン
アランコンティ
パイモン
パイモン
アランコンティ
そう言いながらアランコンティが地面に姿を消した。パイモンも薄暗い世界の中へゆっくりと落ちていく。
1番下の光景はまだに殺風景と言っても遜色がない。
ひたすら続く砂の上に、神殿の瓦礫やプライマル構造体の残骸がそこらに散らばっており、生物の気配も感じられない。
強いて言えば端っこで2匹のサソリがじゃれあっている程度だろう。
下までやって来た訳だがアランコンティが言っていたコアの封印場所の入口すら見当たらなかった。
パイモン
旅人(空)
アランコンティ
そう言うとくぼみがあるところまで移動してアランコンティがアランラカラリを使用した。
すると、砂が次第に動き始めアランコンティの真下に徐々に飲み込まれていく。1分もしないうちにある程度の砂が飲み込まれ人が入れるスペースが出来上がった。
パイモン
入口が見つかったはいいものの砂漠にはにつかないツタや木が防いでいたのだ。しかもその木は灰色に近い配色をしていて、元気がない。
皆が穴を覗き込んだ時、ツタの隙間から漏れだした邪気を感じ取った。
ナヒーダ
パイモン
アランコンティ
すると、アランコンティの体が緑色の光を発光すると、穴を塞いでいたツタや木が消えていき、今度こそその穴に入れるようになった。
アランコンティ
ナヒーダ
ナヒーダが入ったのを皮切りに空いたスペースから次々と入っていく。
その中は地獄のようだった。今まで浄化してきた死域よりも規模も密度も段違いだ。
パイモン
エウルア
やはり特筆すべきところは天井あたりに生えている赤色の花だろう。パイモンが言っていた通りマウティーマの洞窟の中にあった巨大な死域の花よりも数倍大きく、赤色の光をさんさんと空間を照らしていた。
旅人(空)
無事全員着地した途端、侵入者に気づいた死域は魔物の召喚したらしく、岩陰から汚染されたバウンドやキノコンが飛び出してきた。
ナヒーダ
スカラマシュ
バウンドの鋭い鉤爪をエウルアの大剣で受け止め、その隙に空が仕留める。幸い数は少ないのでこれで篠げそうだが.......。
エウルア
旅人(空)
魔物の波を片付けたと思ったら再び岩陰からバウンドが姿を現した。
旅人(空)
片手剣を構えて無理やり胆力を引き出そうとした時、天井にあった花から発せられる禍々しいエネルギーの反応が無くなった。
その次の瞬間その空間に突風が3人を襲ったが、1秒もしないうちに風が鎮まり、壁や地面から草や花などが生えてくる。それと同時にバウンド達の体は崩壊をし始めて粉も残らなくなってしまった。
エウルア
旅人(空)
エウルア
旅人(空)
ナヒーダ
エウルア
ナヒーダ
パイモン
確かにこの地下空間へ入れるスペースを確保してくれたアランコンティの姿が見えない。 死域の浄化が終わるまで隅に隠れているのだろうかと思い岩陰や地面を目を凝らしていると、草の色に紛れて地面に倒れているのを見つけた。
旅人(空)
空は急いでその場に近づいてアランコンティを担ぎ上げた。活力は無くぐだっとしているが生命活動はまだ続いているようなのでとりあえず安心する。
アランコンティ
ナヒーダ
アランコンティ
そういうとフラフラしながら地面に潜って帰って行った......。
ナヒーダ
ナヒーダは横に指をさし始めた。その方向を見ると砂岩で構築された神殿の入口があった。
パイモン
エウルア
ナヒーダ
エウルア
ナヒーダの問いかけに思考を巡らせるが全くと言っていいほど思い当たらない。
小さい時........。何も無かったような.......。
思い出せば出すほどなにか記憶にモヤをかけて思い出させないようにしているような気がする。あれ?なんで私思い出せないんだろう?姉さんとの記憶は絶対に忘れないようにしてたのに....。鮮明に思い出せない.....。
エウルア
ナヒーダ
旅人(空)
エウルア
パイモン
旅人(空)
エウルア
ナヒーダ
エウルア
ナヒーダ
パイモン
ナヒーダ
パイモン
ナヒーダ
パイモン
旅人(空)
ナヒーダ
パイモン
ナヒーダ
その場の雰囲気が凍りつく
あまりにも今まであってきた者より格段に緊張してしまい、手のひらから脂汗が出てきそうな勢いだ。
ナヒーダ
入口から入ったあと長らく階段を降りていたのだが、下まで来たところで左右に道が別れていた。
パイモン
ナヒーダ