あれから耳にするのはいつも 同じ言葉
あれから目に入るのはいつも 同じ姿
大切な人が誰なのかさえも
もう分からなくなっていました
そんな場所から抜け出したいと願ったあの人を
引き留め寄り添う素振りの人々は
素顔を隠したお面の中で
どんな顔をしているのでしょうか
カラ松
ユラユラ落ちた涙の跡も見つけられずに
カラ松
乾いて消えた
カラ松
こんなの誰も見てやしないと
カラ松
澄まし顔した
カラ松
まやかし青年
少年カラ松
愛してくれれば嘘だっていいの?
カラ松
愛してくれれば嘘だっていいの?
少年カラ松
愛してくれれば嘘だっていいの?
カラ松
愛してくれれば
二人
嘘だっていい
カラ松
ツギハギばかりの憧れ抱いて
少年カラ松
塗りつぶされてくあの人はだぁれ?
カラ松
かわいい笑顔も見せられないまま
少年カラ松
埋もれて消えてった
二人
あの人はだれでしょう
二人
きっと誰も知らない
二人
嗚呼
二人
かわいそうだね
こんなはずでは無かったと
思いとどまる訳もなく
表情一つ窺い知れないお面の中は
冷たく笑っているようでした
それでいいのかと問う声に きっとあの人は言うのでしょう
『 愛してくれれば嘘だっていい』
そんなあの人は
二人
まやかし青年(少年)
YouTubeでまやかし娘で検索してみて下さい