ユンギ
YG side.
「…ぁ、はな…に、…すか」
YG「?聞こえn
「じゃあ、話して本当にどうにかなるんですか!!?」
「私一人に、このグループの命が懸かってるんですよ!?」
…は?
YG「…何言ってんだよ」
「あの子が私に言ったんですよ、父に潰されたくなければって」
「私は…グループのためなら、あなた達のためなら、なんてことなかった!!でも!みんなみんな!一瞬であの子の味方!!誰一人として、本当の私に気づかなかった!!!」
「やってないのに!暴言を言ったことだって、叩いたことだって!!みーんなあの子の芝居に騙されて!バカみたい!!!」
YG「なん、だよ…それ」
「…でも、私もバカでしょ?最初から信じてもらえてなかったのに、今日やっと気づいた」
やめてくれ。
そんな顔で、笑わないでくれ。
手が、届いたのに、
今にも消えてなくなりそうで、
怖い。
「最低だな」
いつか、こいつに言った言葉
本当に最低なのは、俺たちだった。
長く一緒にいたメンバーより、出会って間もないメイクを選んだ。
○○を傷つけてるのは、俺たちだった。
