妃 谷 柊 .
えっちょっ蘭君!
灰 谷 蘭 .
柊サイテー
灰 谷 竜 胆 .
オレはこの辺で〜
そう手をヒラヒラとし ドアの向こうへ行ってしまう
妃 谷 柊 .
ねぇ 蘭君?!
彼の手がするりと私の背へ 入ってくる
灰 谷 蘭 .
前の続き
妃 谷 柊 .
は?!
前のことを思い出して 火照りしている私に いきなり彼は
灰 谷 蘭 .
何気に初めての
チューだねー?
チューだねー?
妃 谷 柊 .
ん、
彼の唇と私の唇が 重なり合って
離れようとした
妃 谷 柊 .
やっめ
すると
彼の舌が口の中へ入ってきた
妃 谷 柊 .
んっ、
やっとの事で彼から 離れられたと思った矢先
灰 谷 蘭 .
かわいーね
灰 谷 蘭 .
下行っちゃおっかな?
なんて耳元で囁かれるから
妃 谷 柊 .
ひっ
妃 谷 柊 .
辞めて貰えます!?
灰 谷 蘭 .
どーして?
灰 谷 蘭 .
気持ち良くないの?
妃 谷 柊 .
そっそういうことでは
なくて!!
なくて!!
妃 谷 柊 .
まだ私未成年だし…
妃 谷 柊 .
妊娠しちゃったり…したら、
灰 谷 蘭 .
…
すると彼はポカーンとした顔を うかべる
灰 谷 蘭 .
へぇ
灰 谷 蘭 .
ゴム無しでいいんだ
妃 谷 柊 .
え…
妃 谷 柊 .
ん…
鳥が窓の外で チュンチュンと鳴いている
妃 谷 柊 .
私…
黒と黄色のグラデーション ヘアーをした彼が眠っている
そして彼も私と同じように 全裸
妃 谷 柊 .
あ、あぁ…
思い出したくもない記憶が よみがえってきた
妃 谷 柊 .
私…蘭君と、
そう考えると恥で 煮えくりそうになる
君の頬に手を置く
妃 谷 柊 .
寝てる時は可愛かったのに…
昨晩はまるで狼みたいで
妃 谷 柊 .
待っててことは、
起き上がり 鏡を見てみる
妃 谷 柊 .
首が赤い…
首の至る所に 赤い花が咲いていた 。
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コメント
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表現がオシャレすぎて好き…💕
赤い花が咲くって言う表現好きすぎて禿げそう。てか禿げた。