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ゆき
ガラッ…
ゆき
男の子
男の子
ゆき
男の子
男の子
今朝、肌を冷たい風が撫でた。
もう、昨夜の温泉が恋しい。
昨晩は、温泉に入り、お膳をいただき気がついた時には深い眠りについていた。
温泉はいい。
温かいから。
たとえ色が分からなくても、色彩判断出来る人達と同じほど幸せを感じることができる。
食べ物は、時々よく分からない。
がんもどきなのか、ハンバーグなのか。
味噌汁なのか、コーンポタージュなのか。
それらは、白と黒の配色で盛られている。
私は、白と黒の混ざり具合で世界を見る。
そんな私でも、この温かいは、幸せなものだと感じることができる。
だから温泉は好き。
せっかくだから、朝食前にもう一度温泉に浸かろうと部屋を出た。
ここの温泉は露天風呂なので一度外を回らなければならない。
そのため、玄関の扉を開けた。
ーーー
そしたら、
そこには彼がいた。
男の子
ゆき
男の子
ゆき
ゆき
男の子
男の子
そう言って彼は目尻を下げて、ふわりと笑った。
ゆき
ゆき
男の子
ゆき
男の子
男の子
ゆき
男の子
ふわり
またしても彼はそう笑った。
なんだろう、この気持ち。
温かい
かもしれない。
ーーー
それから、冷たく冷えていく手をさすりながら、玄関の前で、話をした。
なんだかずっと昔から知っていた気がする。
気のせいか。
隙間を埋めるように、私達は話し続けた。
男の子
ゆき
ゆき
男の子
男の子
ゆき
2人して顔を見合わせて笑った。
ゆき
ゆき
男の子
男の子
ゆき
先ほどとは一変、彼は落ち着いた口調で私に問いてきた。
男の子
男の子
ゆき
ゆき
男の子
男の子
ゆき
ゆき
ゆき
男の子
ゆき
ゆき
ゆき
男の子
彼はそこまで深く私に踏み込んでは来なかった。
ただ、その言葉の意味を必死に理解しようとしていた。
この時は落ち着きがあるななんて感心していたけど、
いまなら分かる。
彼は…
男の子
ゆき
ゆき
ゆき
男の子
ゆき
男の子
男の子
ゆき
ゆき
ゆき
ゆき
男の子
男の子
男の子
ゆき
ゆき
ゆき
ゆき
ねぇ
私はどうして手術受けようとしているの。
誰か教えて。
色がある世界の方が
やっぱり幸せなの…?
男の子
男の子
男の子
男の子
ゆき
男の子
男の子
男の子
男の子
男の子
ゆき
男の子
男の子
男の子
ゆき
男の子
男の子
ゆき
ゆき
ゆき
ゆき
ゆき
男の子
男の子
男の子
男の子
男の子
ゆき
ゆき
私はゆっくりと瞳を閉じた。
ゆき
男の子
男の子
ゆき
男の子
男の子
男の子
ゆき
男の子
ゆき
ゆき
男の子
ふわり
なんだろうこの感覚。
男の子
男の子
男の子
男の子
男の子
ゆき
ゆき
男の子
ゆき
ゆき
男の子
男の子
男の子
男の子
ゆき
男の子
男の子
ふわり。
私もつられて、
ふわり。
男の子
ゆき
男の子
ふわふわり。
ゆき
男の子
ゆき
男の子
男の子
男の子
ゆき
男の子
ゆき
ふわふわり。
なんだかおかしくて、2人して大笑いをした。