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竜樹
菜摘ちゃん、帰ろうよ
菜摘
いいよ、竜樹君
竜樹
今日も勉強頑張ったね
菜摘
うん！でも、算数難しかった
竜樹
割り算とかわからないよ
菜摘
ね…
竜樹
今日は僕の家で遊ばない？
菜摘
いいの？
竜樹
お母さんがいいよって言ったらね
菜摘
わかった
私達は小さな小さな恋人
身長120cm同士の恋
まだ小学2年生だけど
もう好きな人ができたんだ
好きになるのに時間はかからなかった
お互い一目惚れで
まるで運命かのような恋です
竜樹
もしもし菜摘ちゃん？
菜摘
どうしたの？
竜樹
お母さんがいいよって
竜樹
今からお家にお迎え行くね
竜樹
菜摘ちゃんのお母さんも来ない？
菜摘
いいの？
竜樹
うん！
菜摘
じゃあ2人で待ってるね
竜樹
わかった
竜樹
気をつけて家の前にいてね
菜摘
ありがとう、気をつけて来てね
竜樹
お待たせ、菜摘ちゃん
竜樹
あれ？お母さんは？
菜摘
あとから行くって
竜樹
わかった
安全第一のため
2人は手を繋いだ
小さな手は
お互いを包み込み
心を落ち着かせた
小さな2人の恋は
この先ずっと
続いていくだろう
好きに性別、年齢は関係ない
"相手が好き"ただそれだけ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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