私の彼氏はお人好しすぎる
〇〇 .
isg .
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お昼食べに来たのか?
〇〇 .
〇〇 .
ro .
isg .
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ro .
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ro .
ro .
ro .
isg .
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〇〇 .
〇〇 .
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迎え入れてるだろ?
〇〇 .
ro .
〇〇 .
ro .
〇〇 .
isg .
isg .
ro .
ro .
ro .
ro .
ro .
isg .
いくら幼馴染が気弱で人見知りで
幼い頃からずっと 潔にひっつき虫だったとしても
それを高校でもし続けて 彼女の目の前まで現れるなんて
非常識にも程がある
それを嬉しそうに受け止めて
お節介を焼く潔も悪い
ただでさえ気が強い私は 幼馴染と相性が悪いのに
そこに気がつかない 鈍感バカ彼氏なんかに 合わせるわけが無い
そんなにふたり一緒がいいなら
こっちだって考えがあるし
先生 .
気をつけてやるんだぞー
ro .
サッカーが好きで
親の反対を押し切って 女子サッカー部に入り
入って最初の試合から レギュラーを取り続けていた。
サッカーは好き
でも 、2年の春
〇〇が入ってきた
彼女は超がつくほど下手で
部のみんなから非難されていた
下手なくせに諦めが悪くて
そんな彼女には次第に イライラを覚えた
ふと 、パス練でペアになった時に
なんでそこまでして続けるのか 聞いてみた
「よっちゃんがサッカー好きだから」
「好きな人の趣味を 私も趣味にしてみたいんだ」
馬鹿馬鹿しい
そんなくだらない理由で 今までサッカーをしてきたのか
私達はそんなやつに 時間を取られていたのかと思うと
到底好きになれるはずもなかった
isg .
ro .
isg .
isg .
ro .
他人の心配なんかする 時間がもったいないと 改めて思った日だった
mb .
先生 .
mb .
ro .
ro .
isg .
ro .
isg .
isg .
ro .
isg .
いま 、いや最近はずっと
潔の眼中は〇〇しか映っていない
今だって 、外で転んでいる 〇〇をみて動揺を隠せていない
仮にも部長会議中に しかもこの時期に 重要な話をしているのに
普通の幼馴染に ここまでするのか疑うほど
そんなことを悶々と思っていると 部長会議は終わっていた。
isg .
ro .
isg .
isg .
行動しちゃって、
isg .
ro .
isg .
isg .
繊細なんだよ 。
isg .
もう少し口調とかさ 、
isg .
ro .
isg .
ro .
ro .
しなきゃいけないの?
ro .
ro .
isg .
isg .
友達だと思ってる!!
ro .
ro .
ro .
分からないの?
ro .
邪魔しても許されるの?
ro .
あーやって受け入れてた?
isg .
ro .
ro .
ro .
ro .
isg .
ro .
サッカーも恋愛もするアイツに
ro .
私は負けたんでしょ
isg .
ro .
ro .
ro .
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ro .
isg .
ro .
ro .
〇〇ばっかり!!
ro .
〇〇がそばに居る
ro .
〇〇がいいなら
ro .
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isg .
ro .
isg .
ro .
もうわかったから 。
ro .
ro .
ro .
isg .
ro .
isg .
ro .
ro .
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isg .
ro .
isg .
ro .
ro .
ro .
ro .
isg .
ro .
私の方だったのかもね 。
ro .
isg .
俺は 、今まで何をしてたんだ
今まで散々彼女の気持ちを 踏み躙って傷つけて
そしていざ彼女が本音をだせば
ムカついて頬を叩いた
あの一瞬で玲王は 俺を恐怖の対象に変えた
きっと 、玲王は トラウマにもなりうるかもしれない
右手がヒリヒリして
それと共に胸を酷く抉られている
〇〇を好きだと思われて
俺の気持ちを全部否定されて
つい当たってしまった
でもそれは普段の行いで 玲王がそう捉えたのだから
全て俺がまいた種なのはわかってた
いつも強気で 、わがままな玲王が
あんなに弱々しく 、懇願をしてきた
涙を流してまで俺を恐れた
彼女のあんな顔を見てしまえば
もう二度と彼女の横に 立つことは出来るわけがない
僕のひ弱さを見据えて いつも優しく引っ張ってくれた
そんなお人好しな彼女が
俺は頭から離れなかった