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3 - プリンセス・エマ

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16

2020年06月02日

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私はひとり帰り道を 歩いていた 私は小さな頃に両親を亡くし おじいちゃんに育てられた そのおじいちゃんも高校に 入る直前に亡くなった 親戚と呼べる人もいなくて 一人で過ごしている

エマ

…。

誰かが後ろからついてきてる。 もしかして、ストーカー!? 足音は聞こえないけど 確かに誰かいる

どうしよう。

エマ

…だ、誰ですか!

私は意を決して 後ろを振り返り声をあげた

???

ふふっ。

エマ

な、何がおかしいんですか?

???

いえ、失礼しました。
さすが、エマ様ですね。

エマ

え?

私の事をこう呼ぶのはあの人だけ。

エマ

し、シンさん?

シン

お久しぶりです、エマ様。

伏せていた顔をあげると あの日より少し大人になった シンさんがいた。

エマ

シンさん!
…あの、あなた何者なんですか?なんで私の事をエマ様
って呼ぶんですか?
また会えるってどうしてわかってたんですか?

シン

ふふっ
質問が多いですね。
私は19歳のシンといいます。
ソーラです。
なぜエマ様と呼ぶのかは後でゆっくりお話しします。
なぜもう一度会えるかわかっていたかと言うと
私がもう一度エマ様に会いに行くべき存在であったからです。

わかって頂けました?

エマ

は、はぁ…。

突然のことで 頭がついていかない。

シン

エマ様、また瞳の色が…

エマ

瞳?

シン

濃くなって…
もしかして、ご存知ないですか?

エマ

何の話ですか?

シン

瞳の色はその人の能力に比例してるんです。
白に近く薄い色は魔力も弱い。
しかし、漆黒のように濃い色は魔力が強いのです。

エマ様はだんだんと漆黒に近づいてきています。
魔力が強くなっている証拠です。

エマ

そうだったんだ。

確かにカレンよりルイのが少しだけ濃い気がする。 ルイのが力が強いんだ。 ルイは時空を越えることができる 少しだけ未来へ行って 未然に防ぐことができる でも、あまり使ってるのを 見たことない

シン

私がなぜ、エマ様のことを知っていたのか
あなたの名前に様をつけるのか
お教えしましょう。
それは…
エマ様はソーラの者たちの王でありプリンセスなのです。
私達ソーラの中で1番の力を持っています。

エマ

王…?

はじめて聞く話ばかりで 理解ができない

シン

一度に話しすぎて混乱しているようですね。
では…

???

黙れ。

エマ

!!

シン

おっと、立ち聞きはよくないですね。

???

ちげえよ。お前が言おうとした言葉だよ。

エマ

言おうとした言葉?

シン

ほう。時空を飛べるのですね。

ルイ

だったらなんだよ。

エマ

ルイ!なんでここに?
何の話?

ルイ

こいつ、何者だ。

エマ

10年前の彼。

ルイ

こいつかよ。よりによって

エマ

どういうこと?

シン

どうやら、嫌われてしまったみたいですね。
ではまた。

エマ

えっ!ちょっと!まだ話が!

シンさんは暗闇に消えた もう気配はない

ルイ

家まで送ってく。

エマ

う、うん。ありがとう

いつもと違うルイの雰囲気に なにも聞けなかった。

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