テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

一覧ページ

tnさんのメイドになりました！

第12話 - tnさんのメイドになりました！

1,513

2022年09月21日

#魔法パロ

#wrwrd

#tn

ルル

シュノ

あ、あのー……

レイ

？はい、どうされました？

シュノ

い、いやー……その
これ…渡るんです？

レイ

まぁ、そうですね

レイ

ここが1番
近道ですので……

シュノ

…………え、えと
さ、流石にここは〜
ちょっと……

シュノ

(無理！怖すぎだよ！
高すぎだよー！！)

ルイ

……？シューちゃん
もしかして怖い？w

シュノ

えっ、ま、まさか〜

アイ

あの！！！怖いので
ここはあんまり…！！

シュノ

(な、ナイス！アイ！)

レイ

そうですか……では
別の道は〜

ルイ

あ！ねぇねぇ！
……私、別の近道
知ってるよー？

アイ

近道ですか！！
じゃあ、そっちから
行きましょ！

レイ

分かりました…
では、そこから
行きましょうか

シュノ

了解です。

シュノ

(……良かった)

ザワザワ

シュノ

……ルイ〜〜？

アイ

ここって……

レイ

日常国……まぁ
E国とは隣国ですし
近道っちゃ
近道なのですが…

ルイ

あははー……

シュノ

ルイ、素直に言おっか
なんで日常国に
来たの？(圧)

ルイ

えと……そのー

ルイ

……はい、すみません

ルイ

来たかっただけです。
はい。すみません

シュノ

……はぁ…まったく

女の子

キャー！ルイちゃんだ！

女の子

やば……ちょ！
写真撮っとこ！！

シュノ

……やはり、目立ちますかー

シュノ

(ルイは…確かなんかの
アプリで人気者…
なんだっけ？
私、流行りとか疎いから
全然知らないけど…)

ルイ

うっ……ごめんなさーい

シュノ

……良いですよ
ルイなら許してあげます

ルイ

やったー！

シュノ

って、もう夜ですので
どこかに泊まらなければ…

ルイ

それなら安心して！
泊めてくれる人
居るから！

アイ

本当ですか！なら
そこに行きましょ！

レイ

……分かりました

シュノ

(心配すぎる……)

シュノ

って！！

シュノ

泊まらせてくれる
所って！日常国の
城じゃないですか！！

ルイ

大丈夫！ぺんちゃんの
許可もらってるから！

シュノ

ルイ……あーもう
…分かりましたよー

アイ

……ポカーン

レイ

……想定内では
ありましたが、本当に
ここだとは
思いませんでした……

シュノ

……はぁ

ぺいんと

まぁまぁ、みんな
ゆっくりしていきなよ。

しにがみ

ルイ〜、ゲームしよ！

ルイ

OK！しにー！

シュノ

(もはや友達じゃん…)

アイ

ほゎー……えー

シュノ

……アイ、大丈夫？

アイ

はっ！！す、すみません。
ちょっと……
混乱しちゃって

シュノ

あはは……そりゃそうよね。

アイ

ｳｯ……ちょ、ちょっと
トイレ行ってきます……

シュノ

あ、う、うん！

シュノ

(あ、確か日常国の地下室には
大量の本があるのよね…
ちょっと見てみよ！)

地下室

シュノ

……広？！

シュノ

…終わりが見えないぐらい
すっごい広い…

シュノ

……迷子にならないか
心配だな

シュノ

とりあえず……なんか
本見てみよ

シュノ

……あら？これは？
っと…誰か来る……。

あら、シュノちゃん

シュノ

って、あっ！貴方は！

シュノ

……と、なると思ったのですが
すみません、存じ上げません

え、前会ったと……あぁ
覚えてないのね

ムーナ

ムーナというわ。
よろしくね

シュノ

ムーナさんですか。
よ、よろしくお願いします

シュノ

(ｽｰｯ…マジで誰か
分からないな…)

ムーナ

ええ、よろしく…
っとシュノちゃんは
なんの本が読みたいの？

シュノ

あー…いえ特には
…あ、でもこの本って
なんの本なんですか？
少しだけ気になって……

ムーナ

…あー、これね

ムーナ

この本は、作者不明。
タイトル不明の本なの

シュノ

え、不明なんですか？
…昔の本とかですか？

ムーナ

あぁ、いいえ

ムーナ

別にそういうわけじゃ
ないのだけど…

ムーナ

…そうね、まぁ、その人が
明かしたがらないから
そういう表記なのよ

シュノ

明かしたがらない…？

ムーナ

ええ。…でもシュノちゃんが
知らないのは以外ね

シュノ

え、何故です？

ムーナ

だってその人────

ムーナ

tn様のお母様よ？

シュノ

……えっ

シュノ

ええええぇぇぇ？！

シュノ

…え、本当ですか？

ムーナ

あら、あった事ないの？

シュノ

な、無いです。ていうか
tn様、家族の話を
したがらないんですよ

ムーナ

あー…まぁ仕方ないわね

ムーナ

tn様は、
正義感の強い方だからね

シュノ

…tn様のお母様は
どのような方なのです？

ムーナ

そう…ねぇ

ムーナ

明るくて、結構可愛い。
身長の低い男性みたいなのを
想像してもらうと
良いかしらね。

シュノ

…男性？

ムーナ

あー…うん、あの人は
凄い髪短いし…まぁ
ボーイッシュな女の子ね

シュノ

へぇ〜

ムーナ

…で、その人の二つ名は...

アイ

精霊使い！ですよね！
知ってます！！！

シュノ

アイ？！

ムーナ

あら…知ってるの？

アイ

えへへ〜…じつは
私の親はその人に
助けられてて…って貴方
誰ですか？！

ムーナ

あぁ、私は──

省略！

アイ

なるほど〜それで
レオンさんの話を…あ

シュノ

…レオン？

アイ

あっ、やっちゃった…
えっと、その人の名前は
レオンです。ハイ

ムーナ

レオン…って普通は
男の子の名前だけど

アイ

いや、その…
兄がラオン、リオン
ルオン、で、レオン…
って聞きました。

シュノ

…なるほど

ムーナ

その話は初めて聞いたわ。

ムーナ

…っと、まぁこの話は
これぐらいにして…

ムーナ

2人は、あの戦争を覚えてる？
…運営国E国対
wrwrd国、日常国、ワイテ国の
戦争…そう、無の戦争のことを

アイ

あ〜…あれですか

シュノ

…歴史上最大の戦争…
そして、歴史上異常な戦争…
でしたよね？

ムーナ

そう、その戦争は本当は
大規模な戦争だったし
被害も大きかった戦争…

アイ

何人もの死者が出た…だけど

シュノ

それが起こってない。
…誰も覚えてない異常な戦争

ムーナ

…本当は、E国は消滅
wrwrd国、運営国
ワイテ国、日常国の半滅も
あったはずだった…

ムーナ

…みんな、
その戦争については
本当に曖昧になる

ムーナ

ただ、一つだけ
覚えてることといえば…

アイ

…大量の死者が出た…
それ以外は明確には
分かってないんですよね！

シュノ

私も、明確に覚えている
ものは、死者が
大量にでた以外は…なにも

アイ

わ、私もです！はい！

ムーナ

…2人も分からなかったか…

アイ

…ムーナさんは、
無の戦争について
知ってるんですか？

ムーナ

いいえ。全然分からないわ
…だけど、逆に知りたくなるの

ムーナ

みんな、
記憶がないということは
相当魔力があって
精度も凄い魔術師が
やらなきゃできないこと…

シュノ

…なるほど

アイ

た、確かに、魔法とかでないと
不可能ですね…！

ムーナ

そうなの。…でも
一体誰なら出来るのかしら…

シュノ

…鬱様なら…魔力も
ありますし、ワンチャン…

ムーナ

いいえ。恐らく
それは無いわ。

ムーナ

鬱様は確かに…
魔力はある。でも記憶を無くす
魔法は持っていなかったわ

アイ

な、なるほど…

シュノ

…あの

ムーナ

ん？なに？

シュノ

ちょっと、話が
変わるのですが…この
えと、レオンさんの本の
内容って…？

ムーナ

…その本は私も知らないわ

アイ

えっ？！知らないんですか？！

ムーナ

私は、この本以外の
本ならほとんど
見た事あるけどね

ムーナ

でも、この本は
見ようと思っても
見れないのよ

アイ

えっ…なぜです？

ムーナ

…私の魔法は正確な
『情報』を得られるの。

ムーナ

…だから分かる。

ムーナ

この本には…相当な
ポテンシャルのあって
光の属性のあるもの
しか観れないの。
私は、属性違うから…

アイ

ぽ、ポテンシャル…？
光の…属性？

ムーナ

…えぇ、この世界には
天、死、無、火、水、雷

ムーナ

風、土、草・植物
水、光、闇、時の属性が
あってね。

ムーナ

まぁ、たまに別の特殊属性を
持っている方も居るけど…

ムーナ

その中の、光の属性。
濁っていない。
綺麗な心を持っていなきゃ
光の属性を会得出来ないの

ムーナ

まぁ、聖の属性と近い
属性かしらね聖の属性は
聖水を飲む。という
条件とかもあるし…
他にも確か……っと
話が長くなるから
やめておくわ

アイ

な、なるほど…？

シュノ

へ、へぇ！そ、そうなんですか〜

ムーナ

えぇ…ってシュノちゃん
汗かいてるけど…
暑いかしら？

シュノ

…………あの

シュノ

私…

「この本…見れるんですけど」

tnさんのメイドになりました！

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

1,513

4件

次回…♡1000

うわああああ気になるなあああ中身は何だ！？！？知りたすぎる！！それでtnの事だったら発狂しそう

ルル

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。