テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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tnさんのメイドになりました！

第13話 - tnさんのメイドになりました！

1,855

2022年10月22日

#魔法パロ

#wrwrd

#tn

ルル

※ホンワカしたりシリアス展開になったりするよ☆

シュノ

え、えと…その

シュノ

み、見なかったことに
しておきます！はい！

ムーナ

嘘…えっ、いや
可能なの…え？

アイ

さ、流石です…？

ムーナ

ちょ、まってシュノちゃん！
その本の内容教えて！

シュノ

あ、は、はい！

シュノ

！これはっ！

シュノ

この本…無の戦争についての
本です…はい

ムーナ

無の戦争なの？！…ふふ
まるで漫画みたいな
フラグね…最高じゃない

シュノ

え、えと

シュノ

と、とりあえず
分かりやすいように
読み上げます…

シュノ

「僕には何人かの息子が居る
だけど、その息子達が
兄弟喧嘩始めちゃった！
死亡者いっぱい！血の海だ〜
やべーから、この出来事消そ！
てことで
みんなの記憶消してみよ！
で、その次に〜」

ムーナ

ちょ、ちょっと待って！！！

アイ

つ、ツッコミしていいですか！
さすがに！エッ？！？！

シュノ

…ハッ？！すみません！
わかりやすいように
読みあげようとしたのですが
間違えて本文のままでしたっ

ムーナ

えっ、ちょ、待って！

アイ

…戦争が兄弟喧嘩なんだ…
てか、本文のまま…？！
なんか、ルイみたい…

ムーナ

…ノリが軽い…てか
記憶消した犯人が、秒で
分かってしまったし…

シュノ

…続き読みます？

ムーナ

と、とりあえず
最後にツッコムわ。
読み上げて

シュノ

あ、はーい。

シュノ

「とりあえず。死亡者
いっぱい出たから
蘇生しといて、建物も
時で戻しといて〜」

シュノ

「監視カメラとかの
記録も全部消しといて
戦争の出来事も
殆どあやふやにしてみた。」

シュノ

「んで、気づいたら
戦争終わってた。
ま、みんな平和だし
ハッピーエンドでよかったー」

シュノ

…で、終わりですね

シュノ

(本としては短いけど…
内容が凄い濃いな…)

アイ

…ほゃぁー

シュノ

ア、アイが壊れちゃった

ムーナ

…えっ、うぇ、いぇ
へ？んぇ？んーー？

シュノ

ムーナちゃんも
おかしくなっちゃった…

シュノ

えーと…こ、これで
この本は終わっ…ん？

シュノ

(あれ…次のページが
出来てる？でも、おかしい
さっきまではなかったはず)

シュノ

(とりあえず見てみるか…)

シュノ

《この本を読んでくれたのは
君が初めてだよ。
えーと、シュノちゃんかな？
めちゃ潜在能力のお化けだね》

シュノ

(…なんかお化けになってる)

シュノ

《あ、ちなみに僕は
とある国の国王でね
今E国がやってる事
止めようと
思ってたんだけど》

シュノ

《せっかくだし
シュノちゃんの潜在能力を
開花させようと思ったし
君が解決してみて！》

シュノ

(凄い無茶振り…)

シュノ

《で、もし無理そうで
ピンチになったら
この本を開いてご覧。
絶対に助けてあげるから》

シュノ

《じゃ、もうこの本を
閉じてね！次
この本を見る時は
ピンチの時だからね！》

シュノ

…え

シュノ

(…なんでこの人は私の
名を知って…いや
私らの状況も知ってる
しかも、本を通して
潜在能力を測るなんて
出来るの…？)

シュノ

いや、とりあえず。
この本閉じよ…うん

ムーナ

っは！？わ、私は一体
何をして…あ

ムーナ

読み終わったのね。
どうだった？

シュノ

えと…その

シュノ

こ、この本借りても
良いですか？

ムーナ

ん？あぁ。私はその本
読めないし。せっかくなら
あなたにあげるわ。

シュノ

え、いいんです？

ムーナ

いーの！どうせ
見れないし！貰って！

シュノ

じゃあ…貰いますね

ムーナ

ええ。どうぞ

シュノ

…ありがとうございます

アイ

あ、あの…シュノ様

シュノ

ど、どうしたの？アイ。

アイ

…えと、その…
急ですけど、
お風呂行きません？

シュノ

あぁ、いいね
もうお風呂入らないと
ダメな時間だし…

ムーナ

じゃあ私も失礼
しようかしら…

アイ

是非とも一緒に
行きましょう！！

シュノ

じゃ、行きましょうか。

アイ

はい！！！

シュノ

ふわぁ〜…暖かい…

ムーナ

ほゎぁ〜…癒される

レイ

あら？皆さん
もういらっしゃったのですね

シュノ

あれ？あ、レイ。

アイ

あっ！レイさん！
ここ凄くいいですよ〜
泡出て面白いです〜！

シュノ

あー…我々だ国は
こういうお風呂ないしね

アイ

はい！なので面白いです！

ルイ

あっ！もうみんな居たんだ！

シュノ

あ、ルイも来たね

ルイ

さっきまでしにーと
ぺんちゃんと遊んでたんだ！

シュノ

楽しかった？

ルイ

もちろん！

シュノ

ふふ、それは良かったです。

シュノ

(可愛い…)

アイ

なんか和みますね〜

レイ

…ですが、これからは
和める時間なんて
ありませんよ？

アイ

うぅ…現実逃避したい！！

ムーナ

…あぁ、ぺいんと様から
聞いてるわ。たしか
E国に行くのでしょう？

ルイ

うん！そだよ！

ムーナ

なら、気をつけてくださいね
E国はそこそこ強いですし
ま、今戦争したら
日常国が勝ちますが
昔は苦戦した国です。

アイ

分かりました！
気を引き締めます！

ムーナ

ええ、頑張ってね。

シュノ

はい。ありがとうございます

ムーナ

ふふ、我々だ国とは
友好関係ですし…
直接参加は出来ませんが
出来る限りの手伝いますわよ。

シュノ

…頼もしいですね

レイ

そうですね〜

ルイ

んー、まぁ！
なんかあるかもしれないけど
頑張ろー！

アイ

そうですね！敵を
いっぱい倒して
救いましょう！！

レイ

…そうですね、
力を合わせて戦いましょう

シュノ

…だね

シュノ

(…どうしよう)

シュノ

(アイとムーナちゃんは
本のこと知ってるけど…
他の人にも言おうかな…
いや、でも嘘かと
思われるかもだし…)

ルイ

……

ルイ

しゅーちゃん、なんか
困ってるの？

シュノ

へ？！

ルイ

んー、なんか
困ってそうな顔してたから！

ルイ

…もし、なんか
困ってるなら気軽に
頼ってね！

シュノ

…うん。ありがとうね

シュノ

(…うん、この本の事は
今言わなくても良いかな)

シュノ

(言ったところで
特に変わるわけでもないし)

アイ

…あー…のぼせてきたので
あがります…

ムーナ

そうね…私もそうするわ

シュノ

じゃ、じゃあ私も…

レイ

じゃあ、私もそうします。

ルイ

あっ！なら私もー！

シュノ

(良いお風呂だった〜…)

ぺいんと

あ、シュノちゃん
お風呂入ったの？

シュノ

あ、はい。入らせて
いただきました。

シュノ

(ぺいんと様…)

シュノ

(確か、日常国の
創設者の1人で
王でもあるんだよね…)

シュノ

(…我々だ国と日常国は
深い関わりがあると聞く)

シュノ

(じゃあ…無の戦争について
何か知らないかな…？
あと、レオンさんについても
知ってるかもしれないし…)

ぺいんと

なんか、聞きたいことが
あったらいつでも言ってね！

シュノ

あっ、じゃあ…１つ

ぺいんと

ん？なに？

シュノ

…いや、この話は
なるべく2人だけのところで
話したいのですが

ぺいんと

…なるほどね。
重要な話かな？
分かった。

ぺいんと

部屋を変えようか。

シュノ

お気遣い感謝いたします。

シュノ

(すっご…こんなのが
あるなんて初めて知ったよ)

ぺいんと

…で、聞きたいことって？

シュノ

…ぺいんと様

シュノ

これから貴方が言うことは
全て真実を話してください

シュノ

知らないのなら、
素直に知らないと
言ってください。

シュノ

知っているなら
その事を詳しく話してください

ぺいんと

わかった。
…絶対に嘘はつかない。

シュノ

では…

シュノ

ぺいんと様は、
無の戦争の事は
知っていますか？

ぺいんと

ん？あぁ、そりゃもちろん

ぺいんと

その場に居たからね

ぺいんと

運営国、E国対
ワイテ国、我々だ国、日常国の
戦争…でしょ？

ぺいんと

大きな被害が出たはずだが
みな、覚えていないし…
何も無かったように
なった戦争…。
だから、無の戦争

シュノ

(そっか…ぺいんとさんも
あの場にいたもんな)

シュノ

…ぺいんと様は
その時の記憶はありますか？

ぺいんと

あぁ、少しはね

ぺいんと

…覚えていたことは
そこら中にあった
死体…そして広がる
血の海

ぺいんと

聞こえるのは血が流れる音と
人々の悲鳴…

ぺいんと

そして、血なまぐさい…
むせかえる匂いがして
何回も吐いてたなー…

シュノ

…他に、覚えていることは？

ぺいんと

全身の痛み。そして…

ぺいんと

目の前で、殺されたな
…しにがみくん、
クロノアさん、
トラゾーもみんな…

シュノ

(えっ………)

シュノ

(…やばいこと
聞いちゃったかも)

ぺいんと

そこからは、覚えてないなー
あーでも…多分
殺されて怒り狂って
大量虐殺はしたかも。

ぺいんと

いや、本当はそれについて
記憶はないけど…
体が覚えてるって言った方が
正しいかもね

シュノ

…すみません。
嫌な事を思い出させて
しまいました

ぺいんと

ううん。気にしないで！

ぺいんと

…で、あともう1個
聞きたいことがあるのかな？

シュノ

えっ…？！
分かるんですか？

ぺいんと

なんとなくね。

シュノ

では…

シュノ

tn様のお母様。
そして、精霊使いの
レオンさんについて
知っておりますか？

ぺいんと

！母さんか…

シュノ

…へ？

ぺいんと

あぁ、シュノちゃんは
知らない？

ぺいんと

日常国、ワイテ国、我々だ国
運営国、ぴくと村の王は
皆、同じ母親だよ。
一妻多夫ってやつかな？
母さんは強かったからね
みんな尊敬してたんだ〜

シュノ

…え

シュノ

…………あっ！

シュノ

あの、もしかして
レオンさんって
ビッ(ピー)ってやつですか！

ぺいんと

んー…シュノちゃん
その言葉はあんまり
言わない方がいいね。うん
乙女は言っちゃアウト。

シュノ

え、あ、すみません

シュノ

…ていうか、そんなに
子供って産めるんですか？

ぺいんと

あー……
母さんは、特別な方法を
使ってるらしくてね
ま、どういうものかは
知らないけど☆

シュノ

…な、なるほど？

ぺいんと

ていうか、母さんの事
どこで知ったの？
tnさんは
あんまり家族の事
言わなそうだけど

シュノ

え、あー…えと
この本です…。
レオンさんの…本

ぺいんと

！その本って地下室の？！

ぺいんと

え、読めるの？シュノちゃん

シュノ

え、あ、はい！

ぺいんと

…そっか、シュノちゃんは
────の才能があるね

シュノ

(？なんて言ったんだろ…
聞こえなかった…)

ぺいんと

…なるほどね母さんは
シュノちゃんの事を
気に入ったっぽいね。
ならよかったよ

シュノ

へ？え？

ぺいんと

…ま、母さんの事については
本人に聞いた方が早いよ
俺、母さんとしばらく
会ってないし…

シュノ

あ、あの！じゃあ
これだけ教えてください！

ぺいんと

ん？なに？

シュノ

…レオンさんは…
何者なんですか？

ぺいんと

…………それは

シュノ

普通、時を操るのも
回復も蘇生もできる…
記憶操作も！相当な
達人ではないと…
いや、達人でも
できる確率は低いです！

シュノ

…精霊使いというのは
なるのが相当難しいというのを
聞きます。
精霊は案外気分屋だし
相当契約するのも難しい…

シュノ

…普通の人ならできない

シュノ

…だったら、レオンさんは
何者なんですか…？

ぺいんと

えと…母さんはね

ぺいんと

─────だよ

シュノ

(まただ…聞こえない
いや、もしかして
聞けないように
なってるのか…？)

ぺいんと

んじゃーね。
…あーそうそう
シュノちゃんに1個だけ
言うことがあるんだけど

シュノ

…なんですか？

ぺいんと

母さんばっかりじゃなくて
自分の事も調べてみれば？

シュノ

────え？

tnさんのメイドになりました！

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神！やはりルル様は、神作品良すぎます！

おー！ ♡連打しよ

俺は欲張りだから...次回→♡1200

ルル

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