ak
嫌な予感がした。
俺の大切な人がまた目の前から消える予感
ak
そういって今起きたばっかの俺は
今近くの人の心の声を読む
ak
やっと殺せた
後は捕獲するだけ
まだ生きてる?
分からないな
一応刺しておくk…
ak
嫌な予感が当たった
俺の強い殺意。
見えない手がそいつの手と心臓を掴んだ
ak
ドアが開かない
心臓を見えない手で捻り潰す
手はぶら下げておく
下にprちゃんが居たら刺さるからだ
空いた手でドアを開ける
ak
足にぶつかる誰かの体
ak
紛れもない、prちゃんの足だ
寝ているだけに見える
ak
外れた。
なんて死亡フラグだったかもしれない
ak
ak
目を見開いた
だってそこにお腹を1回だけ刺された
寝ているprちゃんを見つけたから
俺なら治せる
ただ、時間が経ち過ぎている気がする
ak
目を開けている
脈は凄く少ないがまだある
生き返らせれる
一生傷にはなるが治せる
ak
死体を見て悲しくなったのは初めて
いつも食べていたから
オカズにしていたから
何回も見ていたから
ak
傷口にキスをする
俺は普通の人ではない
超能力者
誰にも言っていない
…そんなことは今はいい
治す。
絶対に死なせない
俺の目の前で死ぬなんて絶対許さない
泣きながら、溢れた血を吸う
ak
いつもより血って味がする
甘いっちゃ甘い。
ak
吸いながらだと呼吸が余りできない
呼吸するとき生きて。そう唱える
そうすれば生き返るって信じてるから
ak
死にかけの人を生き返せるのは、
俺のナニカを入れなければいけない
髪でも、
爪でも、血でもいい
肉でもいい
そこに足りない細胞を入れればいい
ak
ak
奇跡的に死にかけではあるが、
内臓部分は刺されていない
ak
pr
治った
傷口がふさがった
良かった
これでまだ俺と生きれる
pr
ak
pr
少しの細胞の代わりに、
俺の起きた時の記憶をprちゃんに入れ替えた
ak
pr
ak
pr
ak
pr
研究者
pr
研究者
pr
研究者
ak
研究者
研究者
研究者
ak
ak
研究者
研究者
ak
ak
ak
ぽたっぽたっ、
ak
ak
俺は、血が流れる所に手を当てた
完全に塞がってないところがあったのだろうか
傷口が広がっている
用意してくれたから、
塞がりきれてない所が広がったのかも
ak
ak
もう間に合わない。
どっちも間に合わない
医療の技術も、
俺の能力も
脈も鼓動もない
だんだん白くなるだけ
研究者
ak
研究者
ak
ak
ak
俺にはその手段しか幸せになれない
俺に、手を当てるだけで治る能力があれば、
まだ間に合ったかもしれない
研究者
研究者
ak
研究者
ak
研究者
研究者
ak
なに、こーゆー時でもふざけてんの、
ak
じわっ
どくどくッ
ak
ak
俺の見えない手が反射的に出てくる
自分の行動では何も出来ない
見えない手は自分にはできないことを全てやってみせる
こんな雑で、救えるのだろうか
早くてそう見えてるだけかもしれない
ak
傷口が閉じる
何事も無かったかのように
記憶は、
pr
ak
pr
pr
ak
研究者
pr
元通り
いつもの暖かいprちゃんだ
研究者
ak
pr
ak
pr
いつものprちゃん
…これは、
結婚する前の俺と、prちゃんの話。
ak
pr
ak
pr
ak
ak
結婚したら人は変わる。
…人に寄るか、笑
prちゃん、あの時は今までありがとう
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コメント
3件
ありがと⋯んぁぁめちゃ良い⋯なんか途中で普通にプロの人が書いた小説読んでる気分なったわ。いやうちからしたらあんたはプロなんやけどさ、