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タケミッチの妹がもし、美人だったら……。

第1話 - タケミッチの妹がもし、美人だったら……。

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2022年02月19日

#東京リベンジャーズ夢小説

🎴神楽蓮桜⚤🎴

もし、花垣武道に美人な妹がいたら…

これは、花垣武道に美人な妹がいたらという妄想の物語である。

先生

え〜〜。皆さん。

先生

今日から、新しい生徒が１名入ります。

先生

では、まずは自己紹介を。

⚜ニウカ⚜

……花垣ニウカです。

⚜ニウカ⚜

よろしく。

生徒A

おい。あの女の子めっちゃ可愛くねぇか！？

生徒B

だな！

生徒B

でも、今"花垣"って言ったよな？

生徒A

あぁ。もしかしてあの子……

キーンコーンカーンコーン

先生

……朝のH.Rを終わります。

先生

次の時間の準備をしなさい。

花垣兄妹

はーい！！

………めっちゃ緊張した〜〜。今だに、心臓がドキドキしている。表情に感情が出にくく、わたしの本来の気持ちを理解してくれる人は、"あの人"しかいない。

タケミチ

お〜い。

タケミチ

ニウカ、いるか〜？

⚜ニウカ⚜

タケにぃ！！

ギュッ。待ち焦がれていた、兄に小さい頃の癖で抱きついた。

タケミチ

うぉっ。

タケミチ

ニウカ、大丈夫だったか？

タケミチ

誰かに、いじめられなかったか？

⚜ニウカ⚜

大丈夫。

⚜ニウカ⚜

タケにぃこそ、年下の不良にいじめられなかった？

タケミチ

あったりまえだ！

タケミチ

オレは、東卍の壱番隊隊長だぞ！！

⚜ニウカ⚜

東、卍？

⚜ニウカ⚜

なに、それ？

タケミチ

うぇ！？

タケミチ

知らないのか！？ニウカ！？

タケミチ

今、兄ちゃんが入ってるグループだ。

タケミチ

特に、その総長のマイ……

マイキー

ん〜？タケミッチ、俺のこと呼んだ？

タケミチ

わっ！

タケミチ

マイキーくん！

タケミチ

どうしてここに！？

マイキー

H.Rが終わった途端、急に教室飛び出していくからな。気になって、追いかけてきたら、俺の話題を丁度してたから、出できた♥♥

タケミチ

そ、そうすか。

タケミチ

見られてたのは、ちょっと恥ずかしいっす。⁄(⁄ ⁄•⁄-⁄•⁄ ⁄)⁄

マイキー

ははっ。

マイキー

それより、タケミッチの背中にいるの
もしかして妹ちゃん？

タケミチ

そうっす。

タケミチ

今まで、体が弱くて入院してたんすけど、ようやく学校に通える許可をもらって、今日から登校したんすよ。

マイキー

え〜。顔が見えない…。

タケミチ

ニウカは、人見知りで、人と顔を合わせるのが苦手なんすよ。

マイキー

……ふ〜ん。

マイキー

ニウカっち？

⚜ニウカ⚜

………。

マイキー

俺、マイキーっていうんだ。!

⚜ニウカ⚜

……マイキー？

マイキー

そうそう。

マイキー

ホントは、万次郎っていうんだけど、なんか色々あってマイキーって名前なんだ。

⚜ニウカ⚜

……良い名前。

⚜ニウカ⚜

…マイキーは、タケにぃのお友だち？

マイキー

そ♥

マイキー

タケミッチは、俺とケンチンのダチ。

⚜ニウカ⚜

ケンチン？

マイキー

あ。

マイキー

ケンチンっていうのは……

ドラケン

おい。マイキー。

マイキー

お。丁度いいところに。

ドラケン

はっ？何言ってんだ？？

ドラケン

………タケミッチ、後ろのはもしかして妹か？

タケミチ

そうなんすよ。

ドラケン

お〜。ケンチンこと、ドラケンだ。よろしくな。ニウカっち。

マイキー

ニウカっち。こいつがケンチン。

⚜ニウカ⚜

よ、よろしく。ドラケン。

マイキー

さぁ〜て。タケミッチ、行こっか。

タケミチ

うぇっ？どこにっすか？

マイキー

決まってるだろ。

マイキー

東卍の本拠地だ。

ドラケン

メビウスが、東卍にケンカを売ってきたんだ。その会議を今からしに行くんだよ。

タケミチ

うっす。

タケミチ

ニウカ…悪い。

タケミチ

兄ちゃん行かないといけないから……

⚜ニウカ⚜

……わたしも行く。

タケミチ

へっ？

⚜ニウカ⚜

タケにぃから、離れたくない。(˘･_･˘)

タケミチ

……っ♥╣[-_-]╠♥

タケミチ

……だめだ。
兄ちゃんが行くところはとっても危ないところだ。だから………。

マイキー

よし。行こっか。ニウカっち。

⚜ニウカ⚜

……！うん！！

タケミチ

えっ。ちょ…マイキーくん！？

ドラケン

……危なくなったら、タケミッチが守ればいい話だ。だろ？

タケミチ

で、でも、オレは……。

マイキー

それに、俺らもニウカっちのことで守るから安心しろ。タケミッチの大事な妹だしな。

タケミチ

マイキーくん……。

マイキー

ま、バイクはケンチンのに乗ってな。

マイキー

俺のには、ニウカっち乗せるから。

タケミチ

うっす！

ドラケン

おい。ぐずぐずしてると、メビウスが仕掛けてるかもしれないぞ。

マイキー

お〜。

マイキー

よし、行くか。ニウカっち。

⚜ニウカ⚜

うん…。

マイキーの後ろを走りながら、心のなかで思った。この人なら、わたしの二人目の理解者になってくれるかも…と。そんな願いを心のなかで抱いていた。

ブバー。ブン、ブン、ブン、ブン。マイキーのバイクに乗りながら、心のなかで思った。わたしが行って何になる？なにか、変わるの？違う。わたしはただ……。

マイキー

心配すんな。ニウカっちは、何もしなくていい。

⚜ニウカ⚜

！

⚜ニウカ⚜

…わたしの考えてること、なんで分かったの？

わたしの思ってることが分かる人は、タケにぃ以外に初めてで、マイキーに思っていることを知られ、ビックリした。

⚜ニウカ⚜

もしかして、顔に出てた？

マイキー

ん〜。

マイキー

顔にはで出なかったけど、なんとなくそう思ってる感じがしたんだよね。

マイキー

ま、ニウカっちは、
タケミッチが心配で着いてきたんだろ？

⚜ニウカ⚜

……うん。

マイキー

だったら、そんなに不安にならずに
堂々とタケミッチを心配すればいい。

⚜ニウカ⚜

へ？

マイキー

……誰だって、不安になることはある。

マイキー

だが、それは決して、恥ずかしいことじゃねぇ。

マイキー

むしろ誇ればいい。

マイキー

そう思えるやつは、相手を思いやれる心を持っているってことだ。

⚜ニウカ⚜

……マイキー。

マイキー

だから、タケミッチを堂々と心配してやれ！！

⚜ニウカ⚜

……うん。

⚜ニウカ⚜

…（マイキーも、ドラケンも心配する。）

マイキー

ん？

マイキー

なんか、言ったか？

⚜ニウカ⚜

ううん。

⚜ニウカ⚜

ありがとうって、言っただけ。

マイキー

おー。

ドラケン

……おい！マイキー！！

マイキー

どうした。ケンチン

ドラケン

今、ミツ谷から連絡が入った。

ドラケン

東卍の本拠地が、襲われた

⚜ニウカ⚜

！！

マイキー

！！！！

タケミチ

！！！！

ドラケン

安心しろ。怪我したやつはいねぇ。

ドラケン

だが、それがいつまで保つか分からない。

ドラケン

急いで、向かうぞ！！

マイキー

おう！

マイキー

ニウカっち……ちょっとスピード上げるけど、大丈夫か？

⚜ニウカ⚜

うん…。わたしのことは気にしないで。

タケミチ

！！

タケミチ

マイキーくん！！

タケミチ

ニウカには………。

ブン、ブン、ブン、ブン。ブバー。タケにぃは、あのことを話そうとしたけど、マイキーのバイクの音にかき消された。わたしは、内心ホッとした。マイキーに、あのことを話されるのはなぜか嫌だった。

キキーッ。

マイキー

お前ら、大丈夫か！！

三ツ谷

マイキー！！

三ツ谷

遅えぞ。

マイキー

ごめん。

マイキー

タケミッチの妹見てたら、遅くなっちまった。

三ツ谷

妹？

三ツ谷

まさか、その子が！？

ドラケン

おいおい。今はその話はあとにしろ。

タケミチ

そ、そうっすよ。

マイキー

……今の現状は？

三ツ谷

……パーちんは、向こうでメビウスの侵入を大幅防いでる。
千冬は、メビウスの（仮）総長の半間と戦ってます。

マイキー

……そうか。よく頑張った。

マイキー

…あとは、任せろ。

三ツ谷

だけど…！

ドラケン

…マイキーが任せろって言ってんだ。

ドラケン

お前は休んどけ。

ドラケン

もう立ってるのもやっとだろ？

三ツ谷

……っ！

タケミチ

オレらに任してください！ミツ谷くん！

三ツ谷

タケミッチ……。

三ツ谷

……ふっ。

三ツ谷

あとは、……よろ、しく、な…。

ドサッ。ミツ谷くんは、眠るように、倒れた。よく見ると、体中傷だらけで、血もたくさん付いていた。

マイキー

ケンチン……。

ドラケン

あぁ。

ドラケン

メビウスには、きっちり礼をしないとなぁ〜。

タケミチ

……そうっすね。

マイキー

行くぞ！！

マイキーの掛け声で、わたしたちはメビウスの（仮）総長の半間のいる神社の境内に向かって、走った。

タケミチ

はぁ、はぁ……千冬！！

千冬

相棒！！

千冬

……ふふっ。やっと、おでましか。

千冬

待ちくたびれた、ぜ………。

フラッ。ガシッ。

タケミチ

……遅くなって、すまねぇ。

千冬

へっ。

千冬

遅くないっつーの………。

半間

ははっ。マイキーー♥♥

半間

やーっと、来たな〜。

マイキー

……半間。

半間

オレはずーっと待ってたぜ。

半間

こんな弱っちぃやつを相手にして。

タケミチ

……千冬は弱くねぇ！！

半間

じゃあ〜、なんでオレにボコボコにされてだ〜？

タケミチ

……っ。

半間

おまけに、マイキーが遅くなった理由が
タケミチの妹だったのか。

⚜ニウカ⚜

……っ！

半間

マイキーー？お前、弱くなっちまったな〜？

⚜ニウカ⚜

マイキーは…

タケミチ

マイキーくんは、

花垣兄妹

"弱くない！！！"

半間

……果たしてそうかな？

半間

ぱー！

……グッ。急に、口を塞がれたと思ったら、後ろに引き寄せられた。ボーッとしてると、みんなわたしを見て固まっていた。頭になにか硬いものが当たっていた。

タケミチ

ニウカ！！

マイキー

……ぱーちん。なんの真似だ。

ぱーちん

……うるせぇ！！

ぱーちん

　オレは…。

半間

ぱー。

半間

変なことは、"今"言うなよ？

ぱーちん

………っ。

ぱーちん

動くなよ！！じゃねぇーと、コイツを殺るぞ！！

タケミチ

……っ！

ドラケン

半間………。

半間

ヒャーハッハッ。

半間

普通の戦いは楽しくねぇだろ？

半間

だから、タケミチ。

半間

お前の妹、少しの間借りるぜ？

タケミチ

……っ！俺の妹はものじゃねぇ！！

半間

ふ〜ん。

半間

そんな態度だと、ぱーが間違って撃っちまうぞ？なぁ〜、ぱー？

ぱーちん

………。

ぱーちん

あぁ！大人しくしないと、撃つ………

⚜ニウカ⚜

……いいよ。撃っても。

ぱーちん

はっ？

半間

はっ？

タケミチ

ニウカ！？

銃を頭に当てられ、みんなが脅されているのを見て、分かった。マイキーたちが、わたしを助けたいと思っているのと同じくらい、わたしもみんなを守りたい…と。それなら、いっそのこと……。

⚜ニウカ⚜

わたしを、殺しなよ。

⚜ニウカ⚜

そしたら、あなたもなにか大切なものがあるんでしょ？なら……。

ぱーちん

う、うるせぇ！！

ぱーちん

ひ、人質のくせに、生意気なこと言うんじゃねぇ！！！

⚜ニウカ⚜

……じゃあ、早くわたしを殺しな……

マイキー

ニウカっち…。

⚜ニウカ⚜

……！

マイキー

俺と、約束したろ？

マイキー

俺とケンチンが守るって。

マイキー

だから、待ってて。

⚜ニウカ⚜

マイキー……。

半間

ヒャーハッハッ。

半間

あの無敵のマイキーが、女なんかにうつつ抜かして、笑えるぜ。

半間

おい。ぱー。殺れ。

ぱーちん

………。

タケミチ

やめてくれ、ぱーちん！！！

タケミチ

ニウカは、関係ない！！撃つなら、オレを撃て！！

タケにぃ……。もう遅いよ。ぱーちんくんは、大切なものがあるからこんなことしてるんだよ？わたし一人の犠牲で助かるなら、いいじゃん？ね？ー約束したろ？　俺とケンチンが守るって。だから、待ってろ。ふと、脳裏にさっきのマイキーの言葉を思い出した。みんな、わたしを心配してるのに、なんで当人が諦めるんだろ…。マイキーの約束をなんで、諦めるんだろう。わたしは、何しに来た？足手まといになりたかった？みんなに守られたかった？ ……違う。わたしは……………………

⚜ニウカ⚜

……みんなを、守りに来た。

ドカッ。

ぱーちん

ぐはっ。

半間

……！？

ドラケン

！？

タケミチ

！！

⚜ニウカ⚜