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コメント
1件
めっちゃ楽しみー!阿部ちゃん大丈夫かな……無事なことを願ってる!! 続き楽しみー!
さくらぶ(主)
さくらぶ(主)
目黒
さくらぶ(主)
深澤
さくらぶ(主)
さくらぶ(主)
向井
さくらぶ(主)
渡辺
さくらぶ(主)
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渡辺
さくらぶ(主)
さくらぶ(主)
さくらぶ(主)
佐久間
「阿部亮平によるセーフハウスの自爆シークエンス開始まであと60秒」 氷室の冷酷なカウントダウンが施設内の全スピーカーから無機質に響き渡る。
最深部ホールのモニターには遠く離れたセーフハウスで自分の意志とは 無関係に指を動かし続ける阿部の姿が映し出されていた。彼の瞳は ハイライトを失い、首筋の紋章が脈動するたびにその精神が 「ブラック・アイス」のネットワークに侵食されていくのがわかる。
岩本たちは目の前の伏兵たちをなぎ倒しながら出口へと向かって 走り出した。しかし、彼らがホールの巨大な防爆扉にたどり着いた瞬間、 轟音と共に重厚なシャッターが降り、退路が完全に断たれた。
岩本
深澤
向井
渡辺
床の通気口から、紫色の不気味な煙が立ち昇り始める。 それは吸い込めば瞬時に意識を奪う神経ガスであり、同時に能力者の 力を封じ込める特殊な触媒を含んでいた。密閉された地下3階の 広大なホールは、今や9人を閉じ込める巨大な「棺桶」と化していた。
宮舘
佐久間
岩本
阿部
目黒
絶望的な状況の中ラウールは一人、銀色に輝く瞳で虚空を見つめていた。 彼の脳内には数秒先の未来が何千通りもの枝分かれとなって流れ込んでいる。
「全滅」「窒息」「爆死」……どれを選んでも、行き止まりの未来。 あまりの情報の濁流にラウールの呼吸は浅くなり、膝が震え始める。
ラウール
氷室
自爆まで残り30秒。 セーフハウスの阿部が最後の手順となるエンターキーに指をかける。 それと同時に、地下ホールの天井から無数の自動機銃がせり出し、 逃げ場のないメンバーたちに銃口を向けた。
ラウール
目黒
ラウール
深澤
ラウール
向井
岩本
爆発音がホールに轟く。 あえて自分たちの近くで爆発を起こすという「非合理的」な行動。
それは阿部の冷徹なAIが弾き出した「生存確率」を無視した、 命がけのギャンブルだった。爆風と衝撃波が渦巻く中、岩本の鋼の拳が 天井の継ぎ目を計算外の角度から粉砕した。
ガラガラと崩れ落ちる天井。そこには阿部の地図データには載って いなかった、古びたメンテナンス用の排水ダクトが隠されていた。
ラウール
9人は次々とダクトへ飛び込み、ガスの充満するホールを脱出した。 その瞬間、セーフハウスの自爆まで残り5秒。 モニターの中の阿部の指がエンターキーの上でピクリと止まった。 彼の頬を伝う涙が一瞬だけシステムの支配を拒絶したかのように見えた。
だが、氷室の冷笑がそれを許さない。 「……しぶといね。だが、絆を引き裂くのはこれからだ」
命からがら地上へと這い出た8人の前に広がっていたのは、夜明け前の 冷たい雨に打たれる廃工場地帯だった。彼らの手元にあるスマホは、 セーフハウスの爆発を知らせる「CONNECTION LOST」の無慈悲な 表示で埋め尽くされていた。
さくらぶ(主)
さくらぶ(主)
さくらぶ(主)
佐久間
さくらぶ(主)
渡辺
さくらぶ(主)
さくらぶ(主)
渡辺
向井
さくらぶ(主)
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