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赤城 ゆあん
赤城 ゆあん
俺の名前は赤城 ゆあん。
どこにでも居る高校2年生…、
と言いたいところだが、俺は普通の高校生とは言えないだろう。
そう、俺は"元殺し屋"だ。
俺の親は2人とも殺し屋をやってたんだ。
それも、業界の中でトップクラスに有名だったらしい。
まあ"殺し屋業界"なんて聞いたことないん だけど…。
そんな両親も2人揃って"殺された"らしい。
俺が中学3年生のときにね。
ただ、なんでか分からないんだけど高校生になる前からの"記憶がほとんどない"。
そんな俺も高校生になるまでは殺し屋を やってたのは覚えてる。
赤城 ゆあん
もちろん、生まれたときから殺し屋だったわけじゃないと思うけどね。
主にお父さんだったかな、俺に暗殺の技術とかハッキングの技術を教えてくれたのは
両親ともに組織に所属してたらしいんだけど 名前は忘れちゃった。
その組織の元で俺は育てられたんだ。
実際に、俺は何人も人を殺してきた。
目的とか意味とかはあんまり考えなかった。
というより考えたくなかった。
そうしないとやってられなかったし…。
赤城 ゆあん
俺が殺し屋を辞めたのは、さっきも言った通り両親が殺されたから。
「辞めるな、お前には才能があるんだ。」
確か、組織のボスかな? にそう言われてめっちゃ止められたんだけど、
いつかは辞めたいってずっと思ってたんだ。
俺は別に、人を殺したいだなんて一度たりとも思ったことはなかった。
だから辞めたんだけどね。
辞めたときに大量にお金を貰ったから、 今は普通に高校生をやれてる。
まあ、一人暮らしだから結構寂しいんだけど。
ただ、正直日々が退屈で仕方がない。
別に高校に遊ぶ友達はいっぱい居るし、昔から変わらず仲が良い幼馴染も近くに住んでる。
でも、もっと時間をつぶせるようなこと をしたい。
赤城 ゆあん
俺は眠っている身体を奮わせながら、 パソコンを起動してネットを眺めた。
赤城 ゆあん
赤城 ゆあん
赤城 ゆあん
赤城 ゆあん
ただ、退屈を紛らわせられれば良い。
そう思い、無心でサイトを眺め、…
赤城 ゆあん
赤城 ゆあん
俺は、その募集に応募した。
コメント
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面白いです✨️続き書いて欲しいです