時が過ぎてもどこまでも

ドォン

一瞬の隙も無く、 周りが暗くなった。

声が聞こえる。

,あの人,からの声が…

記憶は薄れていくのみ…

そんな時、周りが一回だけ明るくなってくれた。

諦めかけたその時、

希望が見えた。

そう言いながら抱きついて来た、

俺は理解が出来なかった、

嬉しくてたまらなかったからだ…

でも先生は悲しい顔をしてこっちを見ていた。

俺は察した。

そう言って、黙って絡められた手をどける。

そう、ふと横を見ると検査機に ,余命1分，と書かれていた。

奇跡が流れ落ちる。

崖から落とされた感覚,だった,、

この検査機を見てから一か八かでとある手段を取ることにした、

悲しくてたまらない。

俺は嫌っていた振りを取った、

じゃぱぱの事が嫌いな奴が死んでも悲しく無いと思ったからだ…

じゃぱぱの事を嫌いに見せるように、、 お前と呼びたかったが、

俺には宝物をお前呼びなんて無理だった

ごめん…

無理だｯ(泣)

涙を一粒残して、笑ってこの世を去って行く…。

俺の宝物は一生 忘れたくないな…

返事は聞こえなかった。

1秒も経た無い間に何処かへ飛ばされた…

あれ？

ここは何処？

意味が分から無い…

俺は

死んだんじゃないの？

前世の記憶は…

あんまり残ってないな…

泣かない？

俺は…大人…ｯ

じゃない?!

顔を上げると…

何かに包まれていた。

俺って最低なんだな…

もう忘れてる。

ｯて事は産まれた？

産まれてから2年経った頃…

異変をあの人の時と同じ様に感じ取った

自分は今喋れる状況だ…

でも、喋ると面倒い事になるから喋ってはいない。

早く,YouTube,を見たい、

想い出したい…

産まれてから12年経った頃

小学の時は、他の人を 好きにならないようにわざと避けた

虐められそうになったが…

前世の記憶を持っていたから 虐めを避けるのは簡単な事だった、

中学の頃スマホが渡された、

急いでYouTubeを見る。

探した。

その結果YouTubeは、

応たえてくれなかった…

俺は負けてしまった…

…ｯ

悲しくて悔しくて人生が嫌になった

諦めかけた

何時間も声を聞いて

探した…

辞めそうになる直前

あの声が聞こえた

１１人で実況をしてた…

？)えぇ？

？)〜〜でさ〜

？)そうだよね?!

？)そうそうw

思わず泣いてしまった、

俺は此処に居るんだよ、

そう言って伝わるはずも無いのに呟いた