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グツグツと私はハーブと森のキノコを採取して作ったシチューを作っている。
スプーンを一口掬い私は口へと運んだ。
リリエル
リリエル
リリエル
コンコンっ
リリエル
リリエル
時刻を確認すると20時過ぎ。
こんな時間に誰か来るなんて珍しい。
私は火を止めて玄関へと向かった。
ガチャ
夢魔
リリエル
リリエル
夢魔
夢魔
リリエル
リリエル
リリエル
夢魔
夢魔
夢魔
リリエル
夢魔とは私は長い付き合いだ。
でも別に仲がいいと言うわけでもないかもしれない。ある程度の知り合いってだけ。
私は彼女に薬を用意しながら少し談笑をする。
リリエル
リリエル
夢魔
夢魔
リリエル
リリエル
リリエル
夢魔
夢魔
夢魔
タンッ!
リリエル
リリエル
夢魔
夢魔
夢魔
リリエル
リリエル
ガチャ
バタン…
夢魔
夢魔
夢魔
夢魔
ブツブツと自分の思いを発しながら森を歩いていく。
今夜は満月。
魔女は満月を好み、魔術を楽しみ、集会に勤しむ者が多い。
でもリリエルはこの集会に一度も参加していない。
夢魔
夢魔
夢魔
夢魔
振り返って彼女が住んでいる家を見つめるように
夢魔は今度は影へと向かい魔界へと戻って行くのだった。
カチャカチャ…
リリエル
リリエル
リリエル
私は夕食を食べながら夢魔からもらった薬を見つめる。
ポーションの説明に書いているのは最愛の人に会える夢を見ると書いてある。
所謂マジックアイテムみたいなもの。
リリエル
リリエル
魔女ってのは人間のためにいまだに薬を作る人は多いけど積極的に動いてる人物なんてもういないに等しい。
興味本位で遊んであげる程度だし、魔女の力なんて出したことすらない子も今はいると聞いたことがある。
リリエル
リリエル
リリエル
リリエル
リリエル
セバスチャン
セバスチャン
ニェン
ニェン
ニェン
ニョン
ニェン
壁に追いやられ俺はナイフを喉ものに置かれる。
呼吸をするのすら怖い。
なのに目の前のキャットマンと言われた男は笑っていやがった。
セバスチャン
セバスチャン
セバスチャン
ニェン
ニェン
ニェン
セバスチャン
セバスチャン
セバスチャン
ニョン
ニョン
そう言われてビクッと体が反応してしまう。
名前なんてもう思い出せない自分がいるから。
前にリリエルが「自分を忘れないで」と言った言葉の意味を思い出した時にはすでに遅かったんだ。
セバスチャン
セバスチャン
俺は膝から崩れ落ち涙が出てしまう。
こんな地獄のような家に居たら本格的に頭がおかしくなる。
俺をペット扱いする家、脱走してもすぐに捕まえられ罰として身体を切断されては元に戻される。
ラットマンというネズミの男達の死体を堂々を見せられ、協力として死体の処理をさせられる。
もう精神は壊れかけている。
セバスチャン
セバスチャン