zm
なんや、このほし
ゾムはびっくりしている
そうよな
sha
ごめん、
sha
俺実は病気なんや
sha
しかも奇病、
sha
生まれた時からずっと一緒
『星涙病』
ゾムは不思議そうな顔をしていた
zm
はじめてきいた
sha
泣いたらな、
涙が星になるんや
涙が星になるんや
sha
そういう病気
俺は色が無くなることを 伝えなかった
伝えなくなかった訳では無い
心配も迷惑も かけたくなかったから
zm
だいじょうぶやで
zm
そんなんで
きらいにならへんし
きらいにならへんし
zm
はなれたりせんよ、
zm
やからなかんとって
ゾムって、
なんでこんな暖かい言葉を 知ってるんやろう、
俺の心には沢山刺さって
涙が零れた
sha
ありがと、
そのまま、俺は眠りについた
もう目を覚ましたくないと思った
久しぶりに沢山泣いて少しだけ疲れた
明日、ゾムにお礼を言おう
rbr
おきろ〜~
sha
わ、ロボロか
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おっ起きた
sha
おは
rbr
おはよー
sha
あ、ゾムは?
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キッチンの方おると思うで?
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うつと一緒におるかな
sha
おけ
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どうやった?
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夜、進展あった?
sha
…
sha
まあ
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また聞かせてな:)